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第12話

銭湯から家に連れて帰られた俺は、掲示板に書かれた俺の事で上機嫌になった男によってまたも弄ばれていた。 「あぅ…」 「随分伸びるようになったね。ほらここに“勃起した乳首はとってもいらやしかった”だって」 俺は流石に抵抗する体力も残っておらず、男のなすがままだった。 乳首は針のない注射器によって吸い上げられ、それを弾かれると上下にぷるんぷるんと肉が揺れる。 「あ、この人は“孔がひくひくしててぶちこみたかった”だって!でもお尻舐めて貰えてよかったね」 「うむむむ」 「でも、もう己咲はおじさん専用の肉孔だもんね」 男がパソコンの画面を俺の身体越しに見ながら、お尻の孔を指でくぷくぷと抜き差しするので男の前に立たされている足はガクガクと震えていて立っているのもやっとだった。 「ごめん。ごめん。己咲も読みたいよね」 「あっ…あぁぁ」 今度はちんちんの形をした玩具をお尻に埋められて男の膝の上に座らさせられた。 カチッ くぐもったモーター音を響かせている玩具にお腹の中を捏ね回され、乳首の器具の空気を更に抜かれると乳首が吸い出されじんじんとした痛みとお尻の気持ちよさが頭の中でぐちゃぐちゃに混ざる。 「やぅ…もうおにゃか…とめぇ」 「お腹止めて欲しいの?」 男が俺の腹を意味深に撫でる。 俺はもうほとんど残っていない体力を使って小さく頷く。 「いいよ。抜いてあげる」 「おごっ!」 男の言葉に一瞬安堵したのも束の間。 腹の内部から殴られた様な重い衝撃が襲う。 男によって力一杯に押し込まれた物のせいで腹が俺の目から見てもぽっこりと膨れ上がっている。 一瞬の出来事に息が止まった。 「あがっ。いぎぃ!!」 「どう?気持ちいい?」 大きく抜き差しをされる度にお尻から痛みが走り、自分でも身体が硬直して痙攣を起こしているのが良くわかった。 俺はその仕打ちを手を胸の前でぎゅっと握って耐えていることしかできない。 「あぁぁぁぁ」 ぶしゅっ、ぶしゅっ とうとう、ちんちんからは透明な液体が溢れだして俺の腹や床を濡らしてしまった。 男が俺のちんちんの余った皮を下に引っ張ったりして遊んでいる。 先端から出る透明な物を絞り出す様に手を動かされはじめた。 「潮吹きも板についてきたね」 「あむっ、ふぁ」 小さく震える俺を男は怒ることもなく、舌を絡めてきた。 ぐちゅぐちゅっと下半身を弄ばれる音と、くちゅくちゅと舌を絡め合う音が部屋に響いていた。 絶え間なく与えられる刺激に俺は再び意識を手放してしまった。 + あれから俺は、男に連れられ知らない町に越してきた。 男は常に家に居て、全く仕事をしている様子も無いのにお金に困っているようにも見えなかった。 「おじさんご飯買いに行くからいい子にしててね?あ、宅配便で荷物が届くから玄関の鍵開けておくね?」 「んんー!!」 俺は新居の玄関の柱にM字に縛り付けられていて、後ろにはバイブを入れら大きく肥大化させられた乳首にはクリップが取り付けられていた。 玄関の扉が開くと俺が丸見えになる位置に設置されてしまい変な汗が吹き出してくる。 「あ、扉も少し開けておいてあげるね!スリルがあっていいでしょ?」 「ん!んん!!」 口には枷がされ喋れないので、俺が首をどんなに横に振っても枷は外れないし言葉も発する事ができない。 男は宣言通り少し玄関の扉を少し開けて買い物へ出掛けてしまった。 男の足音が遠ざかって行くのを聞きながら、俺はいつ人が来てもおかしくない状況に涙が溢れてくる。 「ぅっ…う」 新居は集合住宅なので少しでも声を出せば不審に思われて覗かれる可能性があるのに俺からは小さく嗚咽が漏れ、頬が涙で濡れる。 「う…」 どれだけ経ったのか分からないが、お腹に違和感が出てきた。 男はバイブのスイッチを入れずに出掛けたので少し気持ちが落ち着いてくると縄から抜け出せるのでないかという気持ちになってきていた時の事だ。 なんとか扉だけでも閉じる事ができないかと身体を動かすとどんどん俺を拘束している縄は締まり俺の自由を更に奪っていく。 「ぅむぅ…」 縄がきつくなるに連れて、バイブが奥へと押されてくる。 縄はストッパーの様な役目をしているのか、いつもより深く入り込んで俺を苦しめていた。 ヴーン 「ん゛ん゛!?」 何かの拍子にバイブのスイッチが入ってしまったのか、くぐもったモーター音が腹の中からしはじめる。 微弱な振動に驚いて大きな声が出てしまった。 ガサッ、ガサッ、ガサッ ビニール袋が擦れる音が遠くからこちらに近付いて来るのが聞こえて、俺は焦りだす。 男が買い物から帰ってきた可能性もあるが、他の部屋の住人の可能性も十分ありえるからだ。 何とか動きを止めて声を圧し殺そうとするのに、何故かバイブの振動はどんどん強くなって音が響きはじめる。 「ふっ…ぅ…ぅぅ」 何とか力を入れて音が響かない様にしてみるが、それはただ自分を苦しめるだけだった。 ガッサ、ガッサ ビニールの音が家の前で止まり、ドアの隙間から太い手が見えた。 男が帰って来たことが分かり、状況は一向に良くなっていないのに俺は不覚にも胸を撫で下ろして安心してしまった。 「こんにちは~」 男が扉に手をかけ、少し開けるのが見えたところで見知らぬ声に一気に緊張が走る。 「そこの部屋の方ですか?」 「そうです」 「お荷物が届いています!」 男のものではない元気な足音が近付いて来て、俺は見つからない様に早くこの時間が終わるのを待つことしかできない。 俺は無駄な努力だとは思ったが、なるべく玄関の壁に寄る。 「サインお願いします!」 外から聞こえる宅配便の人の元気な声が居たたまれなかった。 男の身体と宅配便の人の手が扉の隙間から見える。 「ありが…」 男に荷物を渡すのに宅配便の人が前屈みになったところで、運悪く俺とパチリと目が合う。 あぁ俺の人生終わったなと直感的に思った。 宅配便の人ははじめ状況が理解できなかったのかポカンとした顔をしていたが、すぐに体制を戻してそそくさと帰って行ってしまった。 「あーあ。見られちゃったね」 「んぐっ!!」 男は下駄箱の上に受け取った荷物を置くと、くたびれたスウェットのポケットに手を突っ込んだ。 ヴーヴヴヴヴ 腹の中にあるバイブの振動が急に強くなり、掴むものがないので足首を強く握り締めた。 「己咲は見られると感じちゃうんだね。乳首すごいよ?」 「んんんんん!!」 男は靴も脱がずにしゃがみこむと俺の乳首に取り付けたクリップごと乳首を引っ張る。 俺は男に変えられていく身体に日々恐怖を感じていた。 毎日絶え間なく引き伸ばされ弄られる乳首はぴんっと立ち上がって、ちんちんも最近好きにされて更に大きくなった気がする。 「まだ子供なのに、ちんちんも大きくなってきたよね。余った皮がかわいいね」 「んむぅぅぅ!!」 今度はちんちんを掴まれ、手で輪を作って上下に擦ってくる。 「おじさんだけのメス孔になるんだから、ちんちん誰にも入れられない位大きくして、沢山いじめてあげるからねぇ。シリコンやパール入れるのも楽しそうだね」 男はニヤニヤ笑いながら俺を追い込んで行く。 男に食事から排泄まで全てを管理されている俺に自由などない。 「あ、そうだ。己咲にプレゼントを買ったんだよ」 男は思い出した様に靴箱の上から先ほど受け取った箱を取り上げる。 その箱を開けて俺の目の前に中身を見せてきた。 その箱の中には携帯と小さな端末が入っている。 「これでどこに居るかすぐに分かるね」 「んっ、んんん」 男に拘束を解かれるが、首輪を引かれ顔を近付け枷の上から唇を舐められる。 そのまま抱き上げられ上機嫌な男によってベットで何度も抱かれた。 その夜宅配業者から連絡が入り、覗いた事を謝罪されたと言って興奮した男にまたも何度も追い詰められた。 あの目が合った担当の人は担当地域を変えられたそうだ。 しかし、俺の地獄みたいな日々は変わらないのでどうでも良いことだった。 「あっ、あう」 後ろから腰を押し付けられながら乳首を摘ままれ何度か分からない絶頂を迎える。 俺は今日も気を失う様に眠りについた。

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