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第13話
俺は夏休みが終わってからしばらくしてやっと学校に通わせてもらえるようになった。
しかし、地獄の様な生活は変わることなどなかった。
「お゛っ、んぶ、ぐぶっ」
「己咲の口の中ヌルヌルできもちい~。孔もひくひくしててかわいいなぁ」
俺は今、男に孔を舐められながら男のペニスを口に強制的に押し込まれピストンされている。
息が上手く吸えない苦しさに目の前がチカチカしていた。
「かはっ、お゛ぇ」
喉に栓をしていた性器を引き抜かれ、一気に空気が流れ込んできて俺は咳きこんだ。
男にM字に太股を開かされていて、足を軽く叩かれる。
俺はそれを合図にのろのろと身体を反転させてうつ伏せになった。
「そうそう。よく見えるようにね」
「う…うぅぅ」
尻だけを高く上げて孔がよく見えるように自分で広げて見せる。
この一連の行為も男に仕込まれたことだった。
どんな嫌でも、男の指示を拒否すれば必ず酷い目にあう事を散々身体に叩き込まれてしまえば抵抗すらする気も起きない。
「うん。己咲のスケベな孔が、おじさんのが欲しくてぱくぱく物欲しそうにしてるのがよく見えるよ」
「んんん…」
ふぅっとからかう様に息を吹き掛けられ、俺の身体は自然と跳ねる。
自分でもそれだけの刺激なのに腹の中が男を求めて蠢いているのを感じた。
指が自分の意思とは関係なく孔にのびて、縁に指を掛けて男を誘う。
「おじさんを厭らしく誘って、そんなに欲しかったの?じゃあ…おじさんと今日も沢山あ・そ・ぼ・う」
「あむぅ、んむっ」
機嫌が良くなった男にキスをされつつ下半身を押し付けられた。
無遠慮に押し入ってくる男のモノを身体は勝手に締め付けてしまう。
俺が素直に言うことを聞いていれば男は優しくしてくれるので、酷くされたくない一身で俺はどんな要求も受け入れた。
「あの…」
「モジモジしてどうしたの?」
「と、トイレに行きたいです…」
学校に行っている時間以外は、男に全てを報告しなければならなかった。
俺が家に居る時間は男が見て居ない所で無断で排泄することすら許されない。
「おじさんの唾液と混ざったご飯美味しいでしょ?」
食事も、男が一旦口に入れた物でなければ食べることを許されない。
はじめは気持ち悪くて仕方なかったが、俺も空腹には勝てなかったのでそれも受け入れた。
唯一学校に行っている時間だけは俺の自由になれる時間だ。
しかし、男に持たさせられているGPS付きの携帯のせいで俺の居場所は常に監視されている為、学校を抜け出すという選択肢はなかったが俺にとっては学校に居る時が安らぎの時間だった。
「己咲…今日は体操服を着ろ」
「はい」
男はよく俺に色々な服を着せて抱く事があった。
学校で男としている行為が“セックス”だと習ってからは何故男が俺を相手にするのか分からなかった。
教科書には男女でする生殖行動だと書いてあったが、男がどれだけ俺を抱こうが子供なんてできるはずもない。
しかも男は以前から小さな男の子が好きだと言っていたのだが、俺の身体はどんどん成長していく一方だ。
しかし、男は変わらず俺の身体を玩具にしていた。
「ふふふ。体操服の短パンの上からでも勃起した乳首も大きくなったちんちんも分かるよ」
「あっ、チクビ…引っ張らないで…」
「体操服越しに舐めてあげるね」
「あっ、あぁ…」
男は体操服の上から乳首をぱくんと口に含み軽く歯を立ててくる。
反対の乳首は指で押し潰したり引っ張られて、布越しに大きくなっているのが分かった。
「動かないでね…おじさんが育てた勃起乳首切り落としちゃうからね」
「ひっ!!」
ジョキッ
男の唾液で濡れた胸の布を丸く切り取られ、短パンのおしりには大きな穴をあけられる。
頭の端では体育の授業どうしようかなと場違いな事を考えていた。
「うっ、あっ、あんっ」
「乳首虐められて期待しちゃったんだね」
孔に指を抜き差しされて、男に作り替えられた身体は当然反応してしまう。
学校が休みの土日は寝る暇も無いくらいに抱かれ、いつ寝たのか分からない位男に身体を弄ばれた。
「あ、あはっ」
「シーツが己咲のお汁でベトベトだね」
無惨に切り刻まれた体操服とシーツを自分の出した分泌物か男のものか分からない液体で汚した俺は声にならない声を漏らしつつ身体を震わせていた。
孔からは空気を含んだ下品な音を立てて男の精液が逆流してくる。
「んっ、んむっ」
「己咲おじさんと舌絡めるの上手になったね」
男は嬉しそうに顔を寄せ、舌を絡めてくるが俺はそれに必死に答える。
あんなに気持ち悪かった男の事も今ではどこか受け入れていた。
言うことさえ聞いていれば、殴られたりも蹴られたりもされないし、何よりずっと側にいてくれる。
施設に居る時は先生は“皆”の先生だった。
しかし男は俺にどんな酷いことをしようとも俺だけを見てくれるし、俺の事だけを考えてくれる。
施設に戻れば、当然ながら俺は大勢の中の1人だ。
ここでは男の性欲処理の道具であれ、ペットとしてであれ常に俺だけの事を思ってくれている。
そんな風に俺の考えは気付かないうちにどんどん歪んでいった。
+
「乳首も、ちんちんも大きくなったからユニホームから浮いちゃうね」
「新しく来たコ、コーチにユニホームの上から見られます」
俺は何度か引っ越し、新しく来た学校では月に2回ほど放課後にクラブ活動に必ず出なければならないというものがあった。
俺はやりたい事も無かったので適当に陸上競技のクラブに入った。
施設に居た頃はよく同じ施設の子達と外で遊んだのだが、男と暮らすようになってからは走り回るような事はできなくなってしまった。
だから単純に走りたいと思ったのだ。
男に身体をマジマジと観察されながら俺は自分の身体を見下ろす。
「乳首も摘まみやすいし、ちんちんもおじさんのより大きいよね」
男は俺の乳首をクリクリと弄りながら、下半身を触る。
先端を親指で擦られるとうっすらと液体が滲む。
乳首はシリンダーで引き伸ばされたせいで常につんっと勃ちあがっているし、性器は謎の薬やら乳首同様引き伸ばされたりと弄ばれ続け男のモノより肥大化させられてしまった。
それを新しく来たコーチに見られている気がするのを男に報告すると、男はニヤニヤ笑っている。
「ユニホーム下にアンダーウエア着てるのに目立っちゃうの?もう少しいいの買おうか?」
「…っ!!」
男の言葉に、俺は身体をかたすくる。
俺にも生活する上で必要になってくるものはある。
ノートや筆記用具の様な学校用品。
服などの日用品に、クラブ用品など欲しいものは当然ながら男が実質上の保護者なので買ってもらわなければならない。
そんな時は、俺は恥ずかしいポーズを取りながら男にお願いをしなければならなかった。
「ニ…クアナを…ツカッテイタダキ…ありがとうございます」
「よくできました」
男に散々犯された後に俺は凄く疲れていたが口は勝手に動いており、何の感情もこもっていない声で男にお礼をのべていた。
そんな俺に、男は機嫌良さそうに口許に精液で汚れた性器を差し出してくる。
俺はそれを躊躇なく口に含み綺麗にしていく。
心の何処かで男を受け入れてしまった俺はそこから坂道を転がり落ちるように容易く男に身体を支配されていった。
誰だって地獄で小さな救いを求めてしまうのは仕方のない事だろう。
「んんっ」
ちゅぽっと音を立てて男の性器から口を離す。
部屋には俺のぜーぜーと苦しげな呼吸の音だけだ響いている。
下半身は溢れてくる液体のせいで冷たいし、疲れて瞼も重い。
やっと行為も終わり俺はそのまま意識を手放した。
「己咲おじさんと買い物に行こうか」
昼過ぎに目が覚めた俺は、男と一緒に風呂に入り身体を清めた。
風呂から上がって身体を拭いている時に、男がニヤニヤと笑いながら言ってきたので、俺は無言で頷く。
昨日の“お願い”が聞き届けられたのだろう。
「じゃあ、今日はこれ着けてね」
男は紙袋から小さな布切れを取り出して俺の方へ差し出した。
俺はそれを素直に身に付ける。
「かわいいよ」
男が満足げに頷いているが、俺は毎度の事なので恥ずかしさもない。
俺が今着ているのは世に言うセクシーランジェリーというものだ。
面積の小さなパンツに、着けている意味があるのかさえ分からない乳首が丸見えのブラジャー。
ブラジャーは首の後ろでリボンを結ぶ様になっていて、男が後ろに回って結んでくれる。
「中学入学祝いはピアスもいいね」
「んっ…」
リボンを結んだのか男が乳首をふにふにと触ってくる。
乳首の根元辺りをぎゅっと押さえると、不穏な言葉が聞こえて来た。
男がすることは容赦がない。
逆らえば性的な暴行もさることながら、普通に殴られたり蹴られるという物理的な暴行も行われる。
俺の前に誘拐してきたのであろう子供達の陵辱の映像を見せられると、俺はましだと思える位だ。
「でも、しばらくはこのままの方が楽しいよね」
男は乳首を弄りながら顔を近付けて来るので俺は条件反射で舌を出す。
ぺちゃぺちゃと水音を立てて舌を擦り合わせていると、男が腹を撫でる。
男に飼われはじめてから何度も反抗して殴られたので一瞬恐怖で身体が強ばるが、男は俺が感じていると勘違いしたみたいでまた乳首を強く押し潰してきた。
「あんまりいじめると、買い物にいけなくなっちゃうからおうちに帰ってきてからあ・そ・ぼ」
「ハイ…タノシミです」
孔がヒクヒクと期待するように動いているのを感じながら俺は男の唾液を飲み込んだ。
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