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第20話
放心状態で息を整えていると、男のペニスが顔の横に差し出される。
男はまだ満足していないのか俺の頬へペニスを擦り付けてきた。
俺はそれを顔を傾けて口に含む。
「己咲は本当に良い子だね」
男は機嫌良く俺の頭を撫でる。
頬の内側を男のペニスが押し上げて、頬がぽっこりと膨らむ。
喉を突かれるよりも苦しくはないが、竿には舌を這わせる様になんとか舐めあげる。
少し柔らかさがあったペニスにどんどん硬度が戻っていく。
「おじさん。また興奮してきちゃったよ」
「えっ?」
男が俺の背中側に身体を滑り込ませ、身体をぴったりと密着させてきた。
足の間に手を差し込まれたかと思うと、膝を持ち上げられガバリと足を開かさせられる。
ズリズリと自分のペニスを擦り付け、孔に先端を押し付けてきた。
俺の身体は当然ながら男を求めて男のペニスを引き込もうと膣内が蠢く。
「んっ…んんぅ」
「はぁ。己咲はいっつも、美味しそうにおじさんに絡み付いてくるよね。昔からおじさんのちんぽ大好きだね」
「あ゛っ!」
「なかはふわふわなのに、ズコズコするとおじさんのちんぽをきゅうきゅう締め付けてくるし、おじさんが育てた乳首もちんちんもピンピン勃起させちゃうんだよね」
孔の上を何度も擦っていた男のペニスがゆっくりと挿入され、男が楽しそうに抜き差しをはじめる。
バチュンバチュンと湿った肌同士がぶつかる音が風呂場のタイルのせいで更に大きく響いていた。
空いた方の手で乳首をつままれ、根本からしこしこと擦られると男のモノを締め付けてしまう。
「ほら。おじさんのまだまだ元気だから、気持ちよくしてよ」
「あ゛っ、お゛っ、お゛ー」
手を取られ、接合部分に触れさせられる。
熱いペニスが身体のなかを行き来していく度に、孔の縁の皺がぜんぶのびきってしまって完全に男を受け入れるための孔になっていることを実感させられた。
何度も映像で自分や自分と同じくらいの歳の子供と男の“交尾”の映像を見せられてきたが、実際に組敷かれ身体を好きにされるというのは全ての思考を放棄させられ、男に隷属させられるということだった。
長年男によって開発されてきた身体は、俺の心とは裏腹に男からの刺激に従順で先程散々弄ばれたにも関わらず下腹部がどんどん熱くなってくる。
視界も生理的な涙のせいで霞んできたが、俺はただ揺さぶられている事しか許されていない。
「さっき掻き出してあげた分を注いであげるね」
「んっ、いひっ、い゛っ」
男のモノが最奥まで押し込まれ、男が空いた方の手で意味ありげに腹を撫でてきた。
内側からじわじわと熱を感じて、俺はそれに潮を吹き上げる。
ぷしゅっぷしゅっと吹き上げる液体が胸まで飛んできて、男がズルリとペニスを引き抜いたせいで寒気がしてくる。
「はぁ。気持ちよかった」
何度も体位を変えて身体を弄ばれ、男がやっと満足したのか震える俺をそのまま放置して風呂場から出ていった。
俺は乱れた息を整えつつ、余韻の残る身体を洗うために起きあがる。
俺は遂に生理的ではない涙が目から溢れてきたので、シャワーのコックを捻って水音で声を誤魔化すように泣いた。
「うん。じゃあ、明日…」
「あ…」
リビングに行くと、男は携帯で何かを話していた様で珍しく大きく溜め息をついた。
携帯をリビングの机の上に放り投げた男と目が合う。
俺はソファーに座って居る男の目の前に立つと、くるりと背中を向ける。
震える足を押さえつつ少し身体を傾け、尻の肉を掴んで左右に開く。
「あーあ。おじさん明日お仕事になっちゃった…己咲の事も連れてくる様に言われちゃったし…」
「ひぎっ!!」
男が俺の尻を叩く。
バチンと大きな音と、その後に痛みが襲ってくるが俺は動くことを許されない。
膝が面白いくらいに震えているが、なんとか足を床につかないように身体に力を入れる。
バチンバチンと何度も尻を叩かれる音が部屋に響く。
「もういいよ」
「うっ、うっ」
尻の肉を押さえている手も尻も感覚がなくなる頃、やっと俺は男の暴力から解放された。
途中から男は手ではなく、何か別の物で叩いていたようでなかなか痛みが引いていかない。
男が満足して大きなあくびをしながら寝室に消えていった。
俺はそこで疲れがピークに達して床に崩れ落ちて意識を失った。
「う゛う゛う゛」
身体の節々の痛みで目が覚めた。
俺はリビングで倒れるように意識を失った様で、カーテンの隙間から見える外はうっすらと空が白んできている。
この家では俺に人権などないので、当然服も着せてもらっていない。
空調を着けるのを忘れていた部屋では、全裸に首輪という格好では少し肌寒くて腕をさする。
「朝ごはん用意しなきゃ…」
俺は痛む身体を押さえながら立ち上がってキッチンに向かう。
冷蔵庫には素材が沢山入っていて、俺はそれを使って料理をしていく。
壁掛け時計を見ると本来ならそろそろ学校に行かなければいけない時間だ。
「おはよう」
「あ…朝、ご奉仕できなくてごめんなさい」
「いいよ。俺が食べてる間にしなさい」
「はい」
寝室からなに食わぬ顔で出てきた男に俺は朝一の奉仕ができなかった事を詫びると、男は別段怒った様子も無く食事の用意してあるテーブルセットの椅子に座る。
男の言葉に“今日はしなくていい”と言われる事を一瞬期待したが、やはりそうは上手くいかないらしい。
俺はテーブルの下に潜り込むと男の足の間に腰をおろした。
「はぁ。やっぱり朝は己咲の口じゃないとなぁ」
「んごっ、ぅぶっ」
男がスラックスから取り出した、まだふにゃふにゃのペニスを口に含まさせられる。
すぐに熱い液体が放出されるので、俺は溢さない様に喉を鳴らしてそれを飲み込む。
相変わらず吐き気を催してくるが、それを何とか押さえながら男のペニスを綺麗にすることに専念した。
「んっ」
「今日はおじさんと一緒にお出かけしなきゃいけないから、いまからお着替えしようね」
ペニスから口を離して、男の膝に頭を預けると男が妙に猫なで声で俺の頭を撫でてきた。
嫌な予感がしたが、俺に拒否権はないので頷く。
「今日はおじさんと一緒におでかけだから、ちんちんにはカテーテルはいらないね」
「やっ、擦っちゃ…だめっ!ひっ!!」
男の朝食が終わって俺はトイレに連れてこられ、ペニスの先端である鈴口を指で擦られている。
昨日の風呂場での行為のせいで、触られるとピリピリと少し痛みが伴う。
なんの予告もなく後ろに指が挿入され、腹側にぐっと指が曲げられる。
背中にぞわっと悪寒がしたかと思うと、力なく精液が鈴口からポタポタと便器へ落ちていく。
「あーあ。おじさんの指でメスイキしちゃったんだね。大丈夫だよ。これからおでかけするためにこのイボイボなバイブをおしりでもぐもぐしようね」
「うぅぅ」
俺の後ろに立っている男が取り出したバイブを腹にペチペチと当てられる。
男が言うように、それにはびっしりと突起がついており肌に触れる感触からそれが柔らかいのだと分かったが、それを挿入されたまま出かけるという言葉に不安しかなかった。
「イボイボが気持ちいいでしょ?」
「んっ、んっ、あぅ」
男がバイブの端を持って左右にぐりぐりと回してくる。
内臓が揺さぶられている様で気持ちいいが怖かった。
一旦抜けるのでは無いかと思うほど引き抜かれると、突起に肉が絡み付いて孔の縁から突起が飛び出す感覚がたまらない。
「乳首にもおしゃれしておこうねぇ」
「はぁ、はぁ、はぁ」
男がスポイトのような器具を出してきて、俺の乳首をそれて吸い上げる。
器具の中が真空になっているのか、俺の乳首が引き伸ばされていく。
引き伸ばされた乳首に、男がシリコンでできたリングをはめる。
根元がリングによって締め付けられているせいでピンと乳首が主張していた。
男によって下着を着せられ、制服へと着替えさせられる間にも散々性的ないたずらをされて俺は息も絶え絶えだった。
「さぁ、おでかけだね」
「はい」
学ランを着ているが、首輪は変わらずつけているのでそこに犬用のリードをとりつけて男が満足そうに家を出る。
車までの短い距離とは言え、人に見られたらという恐怖で俺は小さくしか男に返事できなかった。
そんな俺の事を気にすることなく、男は車に乗り込み俺は助手席に座らさせられた。
バイブが入ったままだったので、ゆっくりとシートに座るのを男はニヤニヤとしながら見ている。
「己咲最近太った?制服のお尻キツそうだね」
「そんなこと…」
確かに今日、久々に制服を着てみるとウエストは問題ないのにスラックスの後ろの部分や胸の部分がキツイ様に感じた。
男のせいで死なない程度の食事しかしていないはずなのに、太るとは考えられない。
なんとか制服は着れたが、男が何やら機嫌良さそうな事が腑に落ちなかったがその後は何事もなく車は目的地に到着した。
男の車は立派な日本庭園が印象的な屋敷に滑り込んでいく。
日本庭園にはかなり大きな池があり、水が流れる音が聞こえてくる。
俺は一体なんの目的でこんなところに連れてこられたのか分からず先に車を降りていった男に慌てて続く。
「己咲は何も喋っちゃだめだよ?」
建物の中になに食わぬ顔で入っていく男に俺はこくりと頷いた。
しかし、首輪についたリードはそのままなので人に見られたらと思うと気が気ではなくキョロキョロと辺りを気にしつつ歩く。
建物の奥に進むにつれて、俺の緊張感も増してくる。
心細くて男の服の裾を握って歩くが、男は気にした様子は一切ない。
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