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第35話

今日も無事に目が覚めた。 胸や下半身に違和感がある事から、俺が寝ている間に何かされた事がわかる。 ベッドの横にあるゴミ箱の中にはたっぷり精液やその他の分泌物が入って口が結ばれている使用済みのコンドームが何個か捨ててあったり、その付近にはまだ若干濡れている明らかに使用済みの玩具達が散らばっていた。 何より、俺は足を閉じようにも小刻みに震えているし胸には無数のキスマークがついている。 俺は現在、解剖される蛙の様に仰向けで大きく足を開いた状態で寝かされていた。 枕元に置いてある時計を見ると、まだ深夜の時間だった為胸を撫で下ろす。 男はと言うと、今は大きなイビキをかいている。 俺が寝る前にもイビキをかいて寝ていたが、俺が寝ている間にトイレにでも起きたのだろう。 ゴミ箱には精液ではない液体が入ったコンドームが捨ててあるのが見えるので、トイレではなく俺という便で排泄を済ませたようだ。 「さいあく…」 男は夜中に尿意で起きても、決してトイレには行かず俺にコンドームを装着した状態で挿入してから排泄をするのだ。 コンドームを外してそのまま寝てしまうこともあるが、十中八九もう一度コンドームを装着して俺をぺニスや玩具などでなぶる。 疲労困憊で意識を失う様に寝ている俺が何故そんなことを知っているかと言うと、一度男にその過程を撮影した映像を見せられた事があったからだ。 映像の中では意識のない俺への凌辱の数々が繰り広げられており、それを見せられながら犯されるといういつものパターンだった。 俺は男に聞こえない様に小さく呟くと、震える足を閉じる。 股関節付近の筋肉が痙攣しているのでぴったり足を閉じることはできず、ずっと無意識に足が震えている状況だった。 長時間騎乗位させられたりするとなるのだが、意識のない俺に騎乗位をさせたのだろうか。 色々と疑問符が浮かんだが確認する術がないので俺はまたため息をついた。 「どれだけ待てばいいんだろう」 俺の小さな呟きは男のイビキにかき消された。 吉高先生ならもしかしたら早く薬を用意してくれるかもしれない。 しかし、俺の方がこんな状況では準備が進まないだろう。 早くこんな状況から脱出したいと言う気持ちと、どうせ変わらないという思いとが胸の中でループする。 あと少しだけでも寝られるだろうか。 俺は目を閉じてつかの間の休息を貪る事にした。 「ふぁぁ」 次に目が覚めた時は、身体に異変は感じられなかった。 大きなあくびをして身体を伸ばして、すぐに孔に指を当てて確認してみるが熱は持っているもののイタズラをされた形跡はない。 横を向くと、男が横たわって居るので男より早く起きれたようだ。 時計を見ると登校するにはかなり余裕がある時間だった。 俺はゆっくりとベットを降りてキッチンに向かう。 冷蔵庫から食材を出して料理を始める。 油はね等があるので、エプロンをするが必然的に裸エプロンという滑稽な格好になってしまう。 「あとは冷ますだけだな」 朝食を作りながら弁当を用意して、あとは弁当が冷めて蓋をするだけという状態だ。 朝食も男の分と自分の分を用意はしたが自分の分は食べられないだろう。 時計を見ると、登校時間が迫ってくる。 俺は急いでエプロンを外し、寝室へと向かう。 男は相変わらずイビキをかいて寝ているが、下半身は生理現象の朝勃ちがおきている。 毎日毎日飽きもせず俺相手にセックス三昧の癖に、男の性欲は留まることを知らない。 俺は男に近付くと男のジャージとスラックスを下ろして勃起しているぺニスに口に含む。 唾液を絡ませながら上下に顔を動かすと、じゅぷじゅぷと男のぺニスを口から抜き差しする音が部屋に響く。 「んんっ!」 男のペニスが更に膨張して口がいっぱいになったところで、男が射精をはじめる。 口の中にドロッとした生臭い液体が注がれた。 精液を飲み込み、中に残っている精液も吸い出しぺニスを口に含んだままで居ると別の熱い液体が溢れてくる。 ここからは溺れない様に喉を鳴らしてその熱い液体を飲むしかない。 毎日しているとコツをつかめてきて、空気に触れないと尿はそれほど嫌な臭いはしない事がわかった。 なので、なるべく空気に触れない様に飲み込む様にしなければ後が辛い。 「んー。己咲おはよう…ちゃんと飲めた?」 「はい」 「よしよし。おじさんもすっきりしたよ」 男が起き出してきた。 俺の頭を撫でながら、顎を掴むと舌を引きずり出しながら咥内を確認してくる。 ここできちんと飲めていないと、男は不機嫌になって暴力がはじまるがここ数年は俺も失敗などしない。 登校中や学校に登校してから胃の中を空っぽにする作業も体力を無駄に消費するだけだということに気が付いたので本当に気持ち悪くならない限りは耐えられる様になった。 以前の俺から比べると随分とこの環境にも慣れてしまっている。 「じゃあ、おじさんもすっきりしたから今度は己咲のちっちの時間だね」 男は起き上がると、サイドテーブルの上に置いてあるリードを俺の首輪に取り付ける。 家の中でもをするのが定番化していた。 リードを着けられると、俺は立って歩く事を許されないので仕方なく床に腰をおろして男の動きを待つ。 ゆっくりとした動作で男がベッドから降りて歩き出すのを俺は四つん這いでついていく。 「今日はどっちにしようかなぁ」 男がぐふぐふと笑いながら悩んでいるのは、俺の排泄を見守る場所だ。 素直にトイレに行かせてくれるならいいが、最近は大半はバスルームに連れて行かれて本物の犬の様に片足をあげて排泄させられるのだから本当に趣味が悪いとしか言い様がない。 俺が中学を卒業してからはカテーテル生活が終わって密かに胸を撫で下ろしていたのに、今度は片足をあげての本物の犬の様な排泄をさせられているのでどっちが良かったとは言えない状況だ。 カテーテルを挿入されていた時は学校での排泄も管理されていたが、今は学校に行っている時間はかなり自由になった。 毎朝カテーテルを挿入された後に中出しされた精液を掻き出されながらの行為が体力的にかなりキツかったのだが、男も体力的な問題からなのか排泄中の行為が無くなった。 俺の計画が着々と進んでいるのも関係しているのだろう。 「よぉし!決めた!今日のちっちはトイレでさせてあげるね!」 男が嬉々としてトイレに向かうのを俺はただ黙って着いていく。 トイレだろうがバスルームだろうが、どちらにしても排泄シーンをじっくり観察される事には変わりないし場所など俺にとってはどちらでも変わらないのだ。 男の気分で俺の行動が決まる生活を7年も続けて居れば、異論などいう感情すらわいてこない。 しかも、男の決定は全てその時の気分なのだから予想を立てるなんて到底無理な話だ。 「さぁ。着いたよ己咲?」 トイレの扉を開けて男が中を指差す。 今住んでいる家には和式のトイレがあって、段の上に便器が設置してある。 しかもこのトイレは俺専用で、男は温水便座付きの最新トイレが別にあるし俺が帰ってきてから胎内の洗浄をしている時に使うのはそちらなのでこのトイレは男の加虐心の集大成だろう。 今の家は作りが古い家で、和式のトイレがあったり間取りが使い辛かったりしている。 実は男が何度も引っ越しを繰り返していたのは実際に住んで問題点を探したり、アパートやマンションなら部屋の欠陥を探す為の仕事だと言うことが分かった。 建物の商品価値をあげるための行動だったらしく単純に次々に問題を起こす息子を転々とさせていると思っていたが、あのばあさんも考えのあっての行動だったみたいだ。 今の俺には全く関係のないことだが。 男がリードを外したので、俺はトイレに入って段差を登ると便器を跨いでしゃがむ。 「よいしょっと。己咲…ヨシ」 男が床に腰をおろし、俺を少し観察してからいつもの号令がかかる。 その指示の声に身体が勝手に反応して、プシュッと音を立てて液体が溢れ出す。 液体が便器に当たる音が個室に響いて毎日の事といえど恥ずかしい。 「己咲って陸上してるから、足に綺麗な筋肉ついてるよね。綺麗な足の筋肉の上には立派な縦割れメス孔とパンツに収まりきらないほどおっきくしたちんちんついてるんだからおじさんの努力の賜物って感じだね」 「・・・・」 「メスイキし過ぎるとちんちん小さくなっちゃうから、定期的にお注射して吸引もしてるから色素が沈着してスケベなおちんちんだし部活とか体育の時とか着替える時とか大変でしょ?あ、乳首も吸引してあげたから常に勃起乳首にピアスもしてる状態だから人前じゃ着替えられないか」 心配げに話しては居るが、男の顔はニヤついている事だろう。 その証拠に、男が俺の身体を散々玩具にした結果こんな身体になったのにそれを小馬鹿にしてきた。 俺はその言葉に怒りの感情すら込み上げてはこない。 男に何かを望むことは無駄な事だと何度も経験している。 だから、俺は言葉を発する事もなく何も考えない様に男の言葉を聞き流すことに集中した。 「ふふふ。ちっちしてると、やっぱりメス孔ひくひくしちゃうねぇ。時間も無いから、白いちっちはお道具使おうね」 「ひぐっ!」 段の下にはプラスチックの籠が置いてあり、そこには俺を辱しめる為の道具が入っている。 それだけでもここが俺を辱しめる為だけの場所だという事が分かる。 男が動く気配と同時に、孔に何かが挿入された。 ぺニスの裏筋にも何かが押し当てられたかと思うと痛い位に振動し始める。 「お゛っ、お゛ぎっ!お゛お゛お゛お゛」 狭いトイレの個室にヴヴヴというモーター音と玩具を抜き差しするグポッグポッという音の合間に俺の言葉にならない声が木霊していた。 強い刺激に強制的に高められた身体は勝手に絶頂を迎える。 「白いちっちも上手にできたね。お尻のは今日は好きにしていいよ?おじさんお腹すいたからごはん食べに行くけど己咲も早く来るんだよ?」 「は、はひ…しゅ、しゅぐにいきまひゅ」 当然足に力が入らなくなり床にへたりこんでしまうが、男は上機嫌で俺の頭を撫でてトイレから去っていく。 条件反射で返事をしたものの、襲ってくる倦怠感に倒れ込みたい気持ちになるが学校に遅れるという思いからなんとか後ろに手をまわして胎内に埋め込まれた道具を引きずり出した。 トイレットペーパーで括れについた汚れを拭き取り、籠に放り投げる。 床に落ちていた電マを拾ってそれもトイレットペーパーで拭いてからトイレの水を流した。 これか俺の朝の風景だ。 朝からどっと疲れるが、学校は休みたくないのでなんとかキッチンへ向かうのだった。

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