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第3話

誠也の冷たい目と放った言葉が僕の胸を締め付ける 1番の親友からの言葉に態度に僕は辛くて悲しくなっていた。 先輩に遊ばれていると知った時よりも胸が痛い。 いつもそばに居て支えてくれていた誠也にこんな態度を取らせてしまった自分に悲しくなる。 「今日は帰るわ。ごめん」 スッと立ち上がると誠也は部屋から出て行ってしまった。 止めなきゃとか思ったのに体が強張り上手く声が出ない。 ドアが締められると同時に出てきたのは目から零れ落ちた涙だった。 誠也、ごめんね。 僕は誠也も親友として大切なんだけれど先輩とは離れる事が出来ないんだよ。 先輩が卒業する日に決めたのにね。 誠也、明日学校であったらいつもみたいに優しく笑いかけてくれますか? いつもみたいに笑いながらたくさんの出来事を話せますか?

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