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第21話

「帰ろうぜ!」 「あっ、うん」 悩んでいても仕方ないから僕はずっと隣で笑っていれる親友を取るよ誠也。 そうすれば誠也の優しさや笑顔は全て僕が見れるんだからね。 2人で校門を出て5分くらい歩くと公園がある。 「こっちから帰らないか?」 「でも遠回りになるし、あまりこの公園は近づかない方がいいと思う」 「どうしてだ?」 「それは・・・」 それは、この公園を先輩がよく利用しているからだ。 外でヤリたくなるといつもこの公園の人が来ない場所で後ろから僕は・・・。 「亜樹?」 「あの・・・この公園は・・・」 どう説明したらいいんだろう? 誠也は先輩と何をしていたか知っているが言葉で伝えるのは今は辛い。 親友と思っていた時には色々と聞いてもらっていたけれど・・・。

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