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第73話
誠也の寝息が聞こえる。
ずっとこのまま一緒に居れたらいいのに誰にも邪魔されないで2人だけで居れたらなぁ〜。
誠也の寝息を聞いていたらなんだか眠くなってきた。
けど家に帰らなきゃいけないから寝たらダメだ。
今日は先輩の事があったから少し疲れちゃったよ。
少しなら寝ていいかな?
ダメかな?
今更、先輩は僕に何を望んでいるの?
僕は誠也が好きでもう先輩の事なんてどうでも良いのに・・・。
眠いよ。
色々考えるの疲れちゃったなぁ〜。
そんな事を思いながら誠也の寝息が心地良くて僕は気付かないうちに眠り込んでしまった。
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