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第77話

それからはあまり覚えていなくて気付いたら誠也自身が僕の中にゆっくりと入って来ていた。 「亜樹、大丈夫か?」 「せ・・い・・あぁ・・ふうっ」 「その顔は気持ちいいんだな亜樹」 誠也が優しく笑うと僕の中が誠也自身をきつく締め付けた。 胸も熱くなるけれど僕の中は誠也が欲しくて欲しくて堪らない。 「亜樹、好きだ」 「ぼ・・く・・も・・・」 「ごめん、無理させるかもだから先に謝る」 無理させてるのは僕だと思う。 誠也は熱大丈夫なのかな? 僕の中で大きく硬くなった誠也自身がいつもよりも熱い気がする。

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