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第84話

そして、僕には新たなライバルがたくさん増えている。 誠也は気にしてないがかなりモテる。 一緒に廊下を歩けばこちらを見て女の子達がヒソヒソと話をしている。 先輩の時もこんな感じだったからわかるんだよ。 一年生の時から比べると身長も伸びてカッコ良さが増している。 それに誰にでも優しいからすぐにファンが出来る。 モヤモヤしちゃう! でも誠也は違って僕も周りから目を付けられているから心配だという。 きっとそれは気のせいだと言うと不機嫌になるんだ。 だってさ、僕は女の子から告白された事ないもん。 自慢ではないですが泣きたい。

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