86 / 100

第86話

昼休みになり誠也は呼び出された相手に会いに行っているがなかなか戻ってこない。 「はぁ〜。遅いな誠也」 ドアを見つめながら呟くがそこに誠也の姿はなかった。 後、10分でお昼休みが終わっちゃうよ。 携帯にメールしてみようかな? もしかして、凄く凄く可愛い女の子でやっぱり僕より女の子が良いとかになっちゃったのかな? どうしよう。 誠也を信じてるけれどやっぱり不安でたまらない。 先に食べてるように言われたお弁当は蓋も開けずに机の上に置いてある。 一緒に食べようと思っていたからだ。 こんか気持ちで1人でお弁当なんて食べれないよ。 食べ物が喉を通らない。 以前に同じような事があったがその時も不安で胸が押し潰されそうになってお弁当なんて食べてる余裕がなかった。

ともだちにシェアしよう!