3 / 5

第3話

「雪…大丈夫?」 顔の傍で熱い息を吐いて、翔吾さんが僕のシャツの裾から手を入れてきた。腹を撫で回し胸の尖りを掌で擦る。緩く立ち上がってきた乳首を両手で摘んで、ぐりぐりとこねくり回された。 「んあっ、あ…っ」 翔吾さんのモノを咥えこんでいる中がジクリと疼き、蕩けて馴染んでいくのがわかる。 耳の穴の中に舌を突き入れていた翔吾さんが、僕の首筋に唇を移動させて強く吸う。チクリとした痛みに背中を震わせていると、いきなり強く腰を突いてきた。 「ああっ!」 急な強い刺激に、大きな声を上げてしまった。 慌てて両手で口を塞ぐと、翔吾さんが緩急をつけて腰を動かしながら、「誰も来ないから、手…退けて」と掠れた声で言う。 「ああ…、でも雪に言い寄ったアイツには聞かせてやりたいな」 そう苛立った声で言って、激しく腰を突き上げてきた。 「やぁっ、あっ、あん…っ、まっ…て」 僕の感じる箇所を断続的に突かれて、僕は必死に大木にしがみつく。大きく身体を揺さぶられ、全身に痺れるような熱が広がる。足がガクガクとして立っているのが辛い程だ。 翔吾さんは、僕の腹を掴んで、パンパンと肉を打つ音が響く程に激しく腰を打ちつける。 僕が、ついには立っていられなくなり倒れそうになると、翔吾さんのモノがずるりと抜かれた。 ハアハアと荒い息を吐く僕を反転させて、翔吾さんが強く抱きしめてきた。 「翔吾さん…」 僕がゆっくりと顔を上げると、すぐに唇が降りてきて、深く唇を合わせる。 口内をくまなく舐め回し、激しく舌を絡め合わせて翔吾さんの顔が離れていく。

ともだちにシェアしよう!