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着替え&疲労
自分の姿に気づき着替えた。
片山はずっとボゥとしている。
他の人達が手伝おうとしている所、つい
「触るな!!」
固まった。俺はハッって
「あっ…す…すいません。俺やります」
(触れて欲しくない!)
片山の服を探し、着替えを手伝う。
まだふらついている…。
俺の肩に腕をかけ身体を支えながら、とりあえず頭を下げ厩舎の自室に向かった。
途中から足がおぼつかず、(軽いから大丈夫か)肩に担ぎ、階段を上り部屋に戻るとベッドに寝かせた。肩を回して部屋を出ようとしたら服の裾を引っ張られた。
「…。拓美だっけ?水…。」
俺は水をくんで、片山の背を支えながら渡した。凄い勢いで飲み
「…。ハァ~♪マジにサンキュー♪
悪かった。迷惑かけて…。こんな事なかったってのに、本当にごめん。」
「…。イエ、あの~先輩、俺なんかで良いのか解らないけど…。このまま休んで下さい。佐藤さんに話して見ますから、少し疲労がたまってるみたいだから」
「……。う~ん、わかった悪い、頼む」
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