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むしゃくしゃする

あれから時だけが過ぎ2週間、片山は普通の会話には答えるがそれ止まり。 テキに呼ばれデビューが決まった。自厩舎中森さんの馬が、未勝利戦の初レース。オーナーは片山押しだが別厩舎に決まった後だった。 俺は自室からレース前は騎手寮に入るのが決まりで片山と共に異動する。 部屋は八百長を防ぐ為個室になる。5日間レースがある。 自分のレースが無い時は騎乗勉強。 俺はテキの営業のおかげで全ての5日間毎日2レースは騎乗できる事になった。 全レース5日間の結果…。 俺は1着が3回2着5回3着2回着外は0と運が良く信じられないの結果。(実際はこんな結果にはならない)騎乗した馬のおかげ…。 片山は1着が5回2着が3回3着2回着外が信じられない位の結果。 悔しかったのか激しくメットを地面に叩き付ける姿が目に見えた。 他のジョッキー達は少し驚いてる。 俺は片山の側に行き、メットを拾い上げ渡すとキッと睨み付けさっさとその場を引き上げて行った。 テキは肩を叩き首を横に振り、気にするなと、だがテキは自厩舎、他の依頼をしてくれた厩舎の方も、同期生も凄く喜んでくれた。 初レース・初騎乗・初勝利に打ち上げが行われた。片山と佐藤さんの姿はない…。 レースが終われば休み。 同期生に頼まれてナンパしに行く約束をした。 片山の気持ちを閉じ込める…。 騎手学校終了と共に免許を取り、要らない!と突っぱねたが母が車を購入してくれた。黒のインテグラ…。 それに男三人乗せ街に繰り出した。帰りは各自でねぇ~って はぁ~気が重い、ナンパが合コン?意味合い一緒?同期生はそれぞれ別行動する。俺は気はないが…。仕方ない、久しぶりに女と手を繋ぎ歩いた。 3年ぶりかなぁ~化粧の匂い香水の匂いが…。かなり胃に来る。ムカムカと…。 やたらとベタつく女…。気持ち悪い。当然のように俺の部屋に行きたがる…。俺はわざと携帯を気にし悪い用事が出来たと断り車に乗り去った。 あんなに匂いがきついのは、騎手をしている以上側に置きたくない。片山は……確か…柔らかい匂い。頭を振り、正気に戻す…。 だが、困ったう~ん明日暇になるな。普通ならお持ち帰りするのが男、けど余りにも匂いのキツイのは気持ち悪い。 急ぎ競馬場へ戻り時間は…レースが終わったのが夕方5時、荷物を運んで6時それから打ち上げ、元々アルコールは得意ではない為、遊びに行く約束も有るからとやんわり断り、車を走り出した。 それから同期生と…。ナンパだろ? 帰って来たのは23時回ってる。ひとりぼっちも淋しいよなァ……。 テレビを付け溜まっている録画を見る。 「……ッあ……ンっン……。」 (へっ?アダルト?) 「……ちょ……ッ……待っ……あっあ…ンっンンっ……」 (……録画してないはず……けど…。) 艶のある声が聞こえる。そっと部屋を出て片山の部屋の前、そこから聞こえる。そ~っと開けると佐藤さんとやってる姿…。変なアダルト見るより色っぽい片山の姿…。 佐藤さんは容赦なく片山の秘穴にドロリとローションを手にし指を1本2本と出し入れしている…。唇を何度も何度も重ねた側からす~っと糸が繋がる。目尻には涙らしきものが? 「…ンっ……あっ…ハァハァ……お……願いもぉ……や……め……イッ……き……そう」 秘穴には指が3本入りバラバラに動いてるのかグチュグチュッ……と水音が…。指を抜き即、自分のを一気に入れると…。 「ヒッ……ッあ……アァ……!」 み……見てられない!やっぱり、あの二人そういう関係だったんだ! 「ッ……!」 首が下がると涙が頬を伝う。 部屋から離れて自室のドアをバタン!っと強く閉めた…。 車のカギを持ち、当てもないが車を走り出した。むしゃくしゃする

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