諒馬はもう一度、豆の部分に唇を近付けると舌先を使い舐め始める。 　それと同時に京平の方も玲音の胸の突起を舐め始めた。 　二つ同時に責められている玲音は、 「やぁあああん！　ぁん！　ぁ……いやぁああ！　はぁん！　両方はらめぇ……も、もう……頭がおかしくなりそ……」 　そうもう快感で限界とばかりな声を部屋内に響かせていた。 　だが諒馬が玲音の蕾の中に指先を入れると、 「ん！　痛っ……けどっ！」 　背中を反らせ、 「ぁあ！　やだぁ……ホント……おかしくー！」 「……って、玲音ちゃん……まだ、俺は指先位しか中に入れてないんだけどな……どういう風な感じなの？」 「ど、どういう風って……胸もそこも……気持ち良くって……中に指入れてるの忘れる位……なんだけど……」 　そう答えられる玲音はまだ意識はハッキリしているようだ。 「なら、豆の部分とかで気持ち良くなって、中に指を入れていることは忘れる位にね」 　そう言うと諒馬は再び豆の部分を舐めるのだ。 　中に入れている指はゆっくりと奥へと進ませていく。 「ん！　くっ！」 　そう再び背中を反らす玲音。 「結構、奥に指入ったけど……本当に玲音ちゃんはここに指とか入れるの初めてなの？　もしかして、自分でやってるとか？」 「え？　あ、まぁ……気持ちいいからね……」 「……ってことは自分で、ココ弄ってるんだ……いつも、どう言う風にやってるの？」 「あ、え？」 　そう聞かれ急に恥ずかしくなったのか玲音は顔を赤くすると、 「あ、いや……だから……それは……」 「それは……？」 　そう諒馬は先を促す。 「それは……鏡の前で……自分の中を見ながら……指入れてやってる……」 　その言葉に一瞬吹き出しそうになるのだが、それは演技だということを思い出し、 「ウフフ……そうなんだ……結構……玲音ちゃんって淫乱……？　なら、もっと、激しくした方がいいのかな？　その方が気持ち良くなれるかもしれないね」 　諒馬の方も調子に乗ってきたのであろう。　玲音が言うことにちゃんと言葉を返していた。 　中に指を入れると中にある壁を擦りながら指の出し入れを繰り返す諒馬。 「ぁあああ！　人にやってもらうのと……やぁん！　自分でやるのでは……ぁ……違っ……やっぱ、人にやってもらう方が気持ちいい……！！」 　すると玲音の腰がくねくねし始める。 「もう、腰が動いてきてるようだけど……欲しいの？　しかも、蕾の入り口がもうパクパクと欲しそうにしてるんだけど」 「わ、分からない……でも……勝手に腰が……」 　そう涙目で訴える玲音。 「あ、そういうことなんだ。　じゃあ、もう、中に欲しいってことなのかもね。　でも、まだまだ玲音には気持ち良くなって欲しいから、まだ、上げないよ」 　と諒馬も相当な意地悪な性格なんであろう。　そこまで言っておきながら上げないと言ってるのだから。