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撮影のお仕事3-10

 玲音は京平に足を開くのを手伝ってもらい足を開く。  そうすることで玲音はエレベーターのあるボタン付近に手をつき、どうやらバランスをとっているようだ。 「じゃあ、洋服捲って……それを持っててくれないかな? そうじゃないと気持ち良くさせることが出来ないかもしれないからさ」  ……って、洋服持っててもらわないと気持ち良くさせて上げることは出来ないんかいっ! 「もっと言えば、その洋服の下の裾の部分を噛んでくれたら声も出なくて済むんじゃないかな?」  ……あー、なるほどー! それは納得。  京平に言われて玲音は洋服の裾を噛み声が出ないようにしたようだ。  俺は京平が言うことに納得しながらも玲音のモノを口に含み舐め続けていた。  確かにそうすることで声があんまり漏れて来ない。  時折聞こえてくるのは、「ん……」「んん……」とかでそういった声は聞こえなくなってしまっていた。  京平はそれに満足したのか後ろポケットに入れておいたローションを手に乗せる。  ホント嫌味な位に京平はカッコいい。  今日はこういう設定だからなのか、ただの私服なのか分からないのだけど綺麗なGパンにTシャツ姿というラフな格好をしているのに、その姿だってカッコよすぎる。 しかも体が細いわりに筋肉がしっかりとついている所がまたまた格好良さを醸し出しているような気がして仕方がない。  そして、そのローションだって、そのGパンの後ろのポケットに入れていたようで、それを出す姿でさえ画になっている。  ……だから、こういう仕事に向いてんだよなぁ。 でも京平位カッコいいんだったら本当は世の女の子達にモテモテなんだろうけど……。 京平は男の子が好きだからそれは無理か……。 「クス……ねぇ……君って、本当にこういうこと望んでいたの? ローション入れる前から、お後ろのココ、ヒクヒクってしてるんだけど……」

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