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撮影のお仕事4-16

 それにただのカメラマンがAVに出演するなんて事思ってみなかったのかもしれない。  俺の方はこの前、やっと覚えてきた人のものを咥えて気持ちよくさせるっていう事をしている。  さっきも玲音にやって、これで、やっと三回目だ。  でも、こういう仕事をしているのだから、これは絶対的に覚えなきゃいけないであろう。  昔見ていたAV女優さんは、本当に上手かった。 というのか、半端ない吸い上げをしてみたり、ホント音だっていかにも今吸ってます! っていう演出をしてみたり……それを思い出しながらやってみているのだけど……まだ、三回目の俺にはまだそこまでの域には達してないようだ。  昔の掃除機のような音を出して吸うっていうの……難しくない?  とは思うのだけど……。  後は頭を振り乱してまで口の中にモノを出したり入れたりもしていた。  その映像も俺の頭にはしっかりと残っている。  でも、まさか、この俺がそのAV女優さんと同じような事を今の仕事にしているなんて昔の俺には想像出来なかった事だ。  でも今はそれをやるしかない仕事をしている俺。 三回目とかって言ってる場合ではないのかもしれない。  すでにAVに出ているって事はプロって事だろう。  すると玲音は成都さんの胸から唇を離し、 「なんかさぁ、誰も話さないのって寂しくない?」  その言葉に京平さんも唇を離して、 「それもそうだな。 私達の方は唇を離して指先だけにしようか?」 「うん! そうだよねぇ。 やっぱ、言葉とかもないと面白くないだろうしねぇ。 ま、成都さんの声を聞いてるだけっていうのもありなんだろうけど……」  そう言いながら玲音は成都さの胸の突起を親指と人差し指を使って摘んだりしていた。  そして京平さんと玲音は真正面同士で座ってる訳で目と目が合うと唇を重ねる。  ……へ? あ……。  俺はそれを成都さんのモノを口に含みながら視線の先に入ってしまっていた。  なんだか、その光景が俺の視線からだと結構、イヤらしく見える。  しかも音を立てて舌まで絡ませて……。  そういう事、あの二人だから出来る事なんであろう。  その光景は当然、目さえ瞑っていなければ成都さんにも見えている筈だ。  こんなに間近で人がキスしてる所なんて見れる事はないだろう。  しかも慣れている二人のキスは長かった……。

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