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撮影のお仕事4-33

 やっぱり人間なのだから本能っていうやつだ。 こういう事は好きなにだから、俺の心臓鼓動も早く高鳴り始めている。  そう俺のモノも興奮した状態になってきて波打って来ているから鼓動までも早くなってきているという事だろう。  全身を巡る血液がこういう事をしてる事により血液の循環が早くなっているという事だ。 体がこういう事になってるという時は頭が興奮状態の時か、走っている時だろう。 今は完全に前者に決まっている。  そして俺のモノは今完璧に勃ってきている。 そうこういう状態なのから当然という所だろう。 ま、人間の本能っていう事でもあるんだけど。  その自分のモノは既にお腹まで勃ってきていた。  でも、この仕事していると普通の人以上に我慢しなければいけない。  いや普通の人だって女性の人を満足させなければ達ってはいけないみたいな暗黙的ルールがある。 早漏れなんて事、男性にとってはかなりのNGな事だ。 だが、この仕事の方はそれ以上にイかないようにしなければならない。  視聴者の為に愛撫に時間を掛けなきゃならないし、当然、ネコより先にイってはならないし……。 でも俺は元から我慢出来る体質だったのか勃ってもイくまでに時間が掛かる。  気付くとまだ部屋内にはクチュクチュという水音と玲音と成都さんの声が響いていた。  だが水音の方は速さが増していると言った方がいいのかもしれない。 もうきっと中にある気持ちいいポイントを指でガンガン突いているという事だろう。 「いやぁああん! ちょ、京平……いつもより……激しくない?」 「そうかな?」 「いやぁん……ぁああ! そう! すんごい……突かれてる感じがっ! はぁ……ん……するんだけどっ! ぁ……成都さんの事……やぁ……気持ち良くして……っ上げる事出来ないからっ! それ以上は……ぁ……ダメだから……」  そう京平に向かって涙目で訴える玲音。 それでも京平さんは気にしてないようで、 「それは大丈夫なんじゃない? だって、そこは諒馬君もいるんだしさ」 「え? あ……でも……今日僕……成都さんの事……ぁ……気持ち良くさせて……ぁあああ……上げたいしっ!」 「いいんじゃないの? 気持ちよくさせて上げなよ」  そうクスリとしている京平さん。  ……んー、何だか今日の京平さんはいつもと違う!? いつもより……そう意地悪な京平さんって感じがするんですけど……。 

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