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撮影のお仕事4-35
「玲音……そろそろ玩具使ってみようか? さっきはローター使ってみたから、次は何がいいかな?」
そう優しく言う京平さん。
本当に大人の玩具というのは種類が沢山ある。 しかも、大きさもそれぞれ違って振動とかも物によって違う。
誰がどういった事で考え出したのかは知らないのだけど……人間が気持ち良くなる為にこういう物というのは日々開発されているのだから凄いもんだ。
人間の指をとかやテクニックでは限界はあるものの玩具という物には限界がないように思える。
「え? あ、じゃあ、これかな?」
と言って玲音が選んだ物は電マだった。
「コレ!? これだと中では気持ち良くなる事が出来ないけどいいの?」
「んー、今日は外の気分かな?」
「それとも、他の小さい玩具を中に入れる!?」
「え? 中と外……両方責められたら……僕だって耐えられなくなっちゃうよ。 だから、最初は外だけ」
「外だけって事は…… 胸の突起もいいって事だよね?」
「え? あ……ぅん……」
「じゃあさ……仰向けの方がやりやすいんじゃない?」
「うん……そうだね」
そう恥ずかしがりながらも答えている玲音。
今の玲音はきっと恥ずかしながらも期待ってしているっていう事だろう。
「……って事だから、玩具の時はそれぞれのカップル同士でって事にしようか?」
そう笑顔で言ってくる京平さん。
「ああ、うん……そうですね」
と俺は答える。
それはそれで楽しめるならいいのかもしれないと思ったからだ。
だから、俺は成都さんの事を玩具で攻める事になった。
成都さんは元から仰向けのままだったから俺は玩具を手にし成都さんの足と足の間に体を置く。
そして、丁度、京平さんが持っている玩具と俺が持っている玩具のスイッチが入り玩具の振動音が部屋内に響くのだ。
京平さんが持ってて玲音に使うのは電マ。
俺が持っていて成都さんに使おうとしているのは今のところはまだローターだ。
だって、まだ成都さんは一回しか経験していないのだから初心者用のローターで十分だと思ったからだ。
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