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撮影のお仕事4-49

「ぇえ!?」  と俺はその声と同時に後ろの方に顔を向けると京平さんのニコッとした顔が飛び込んで来た。  ……逆にその笑顔が怖いんですけど。  と思いながら俺は元の位置に顔を戻す。  腰はガッチリ京平さんに押さえられて、後ろに蕾の中には玲音の指が入っていて出し入れを繰り返しながら、俺の中にある気持ちいいポイントを突いてくる。  流石の俺だって、その状況では玲音の指でもイっちゃいそうだ。  俺はシーツにしがみ付くように両手でしっかりとそのシーツを握り、どうにかイかないように耐えている。  でも、そこは男の性ってやつで気持ち良さなんか耐えられる訳もない。 でも、こうやってシーツにでも掴まっていないと直ぐにイってしまいそうだったからだ。  玲音の指の動きは確かに京平さんと比べたら全然下手くそなんだけど……男でいう一番弱い気持ちいいポイントを突かれたら、本当に誰でもイけてしまうといっても過言ではないと思う。 「玲音……そこばっか突いてないで……たまには突かないっていうのもありなのかもしれないよ……」  そう玲音にアドバイスしている京平さん。 「え? そうなの!?」 「さっきも言ったけど……いつも自分がやってもらってるようにやってみたらいいと思うんだけど……」 「あ、そっか……そういう事ね……」 と京平さんからアドバイスを貰った玲音は、本当に京平さんの言う通りに気持ちいいポイントを突いてきたり、たまに外して来たりしてくる。  ……って、玲音と京平さんは俺の事一回イかせる気!?  そう思うと今度俺は意地でも達きたくなくなる性格だ。  でも耐えられるであろうか? ま、そこはとりあえず今の所は玲音がやってるのだから、京平さんに比べたら大丈夫なのかもしれないんだけど、だけど、京平さんが玲音のアドバイスに入ったら……無理かもしれない……。  玲音の指の動きが本当に京平さんのアドバイス通り、俺の気持ちいいポイントを突いたかと思うと次の時には全然違う所を突き離れるを繰り返す。 「ぁあ……はぁう! んん!」  俺はその玲音も指の動きで限界まで達しようとした時、 「ちょ、ちょっと……待った! って玲音達は俺の事をイかせようとしてどうすんの!? ただ単に中を慣らす為にやってるんじゃ……ないの!?」 「あ……」

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