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撮影のお仕事4-64

「それは……ダメですよ……だって、成都さん、前に俺とやった時に失神しちゃったじゃないですかー? 今の時点で失神されるのは困りますんでね」 「ぁ……え?」 そう答える成都さん。  ……ま、仕方ないよね? 今は仕事でやってるんだから、本当に成都さんに失神されると困るし。 「なので、弱のままでいかせてもらいますよ」 と俺がそう言うと、俺の後ろの蕾の中で急に振動が強くなる玩具。 「へ? え? ちょ……! ぁああ!」  今の俺には何が起きたのかが分からなかった。 「フフン……!」 と俺の後ろの方から笑い声が聴こえてくる。 「……へ?」 その言葉と同時に後ろを向く俺。 「リモコンで……弱から強にしてあげただけ」 と言う玲音。  ……へ? マジ……!?  弱の時とは違う動きをするローター。 振動が強い為か体全体にそれが響いてきているような気がする。  そう足先から脳まで振動されているようだ。 「ぇ……ぁああ! ちょ……」 さっきまで中途半端な所にあったような気がしたローターが気持ち的に中にある気持ちいいポイントへと近付いてきているような気がする。 「ぁあ! それ以上はっ!! ダメ! ダメっ! ダメだって!!」  ……いやその位置でも十分に気持ちいいポイントには響いてきているんだけど……! それが、気持ちいいポイントにまで来ちゃったら……! と思っているとそのローターのスイッチをいつのまにか切られてしまっていた。  その行動に俺の体からは力が抜ける。  だが、次の瞬間にはまたローターのスイッチが入れられ、 「いやぁああ! ちょ、ムリムリムリっ! 後少しで……そこに届くからっ!! ぁあ!」  と俺もそのローターだけで成都さんと同じように背中を反らしてしまっていた。 「じゃあ、切るね。 流石にまだ男としてイきたくはないでしょ?」  ……うんうん……。 玲音の言う通りだ。俺はまだまだイきたくはないっ! でも、こうして中途半端も辛いんですけどね……。  片肘だけをベッドへと付けて、とりあえず耐えている俺。

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