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撮影のお仕事5-30

 そうストレートに言ってくる京平に僕は思わず吹きそうになっていた。  だが撮影中なのだから流石にそれは出来ない。  僕達の撮影には台本とか脚本とかはない。 だから全部台詞なんかはかっこよく言えばアドリブだ。 だからある意味、全部、主導権は京平にあるようなもんだ。 次にどんな事が起きるかっていうのは京平次第って言ってもいい位だ。 「玲音君的にはどっちが先がいい? 二輪挿し? それとも連結?」  そう京平に聞かれて忘れていた所だ。  今日は打ち合わせみたいな段階で僕が提案した事だからだ。  ……どっちを先に!? んー。  そこは、少し悩む所かな?  だって僕にとってはどっちも好きだし……仕事でしか出来ない事だしね。  どっちも想像している僕。  ……そう考えてるだけで、後ろの蕾がモニョモニョってしてくるっ!! 僕的にはどっちもいいんだけどー! そうそう! 達かせてくれるならね……。 「じゃあ! 先に二輪挿しー!!」  と思わず喜びながら言ってしまった僕。  それに京平はクスクスとしていた。 「へぇー、玲音君っていうのは、本当は誰かとしてみたくて仕方なかったんじゃないの? 自分の欲に素直っていうのかな?」  京平ってやっぱ凄い!! 確かに僕の欲のままに言った事だったけど、それを上手く受け取ったっていうのか、初めての人がやるように言い換えたっていうのか……。 ま、そこはいいんだけどさ。 「じゃあ、とりあえず、私は横になるからその上に玲音君は乗ってくれるかな?」 「え? あ、はい……でも……いきなりそれは……」  とモジモジとした演技をする僕。 「大丈夫だから……それに君が二輪挿しって言ったんだろ?」 「え? まぁ……そうなんですけど……」 「じゃあ、最初に諒馬君のお腹の上に乗って諒馬君のを入れてみる?」 「その方がいいのかもしれませんね!」  ……だって、悪いけど……諒馬君の方がアソコ小さそうだもん! そういう理由でね……。 「諒馬君……仰向けに寝てみて……」  と僕は未だにうつ伏せの状態でいる諒馬君に声を掛ける。

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