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撮影のお仕事5-38

 しかし今日は中で二人のモノを感じられる。  本当に二本僕の中に入っているのが分かる位だ。  ……こ、この状態で腰動かせられるのかな? そこは疑問に思う所だ。  とりあえず僕は諒馬君のお腹の上に両手を付いて上下に腰を動かし始める。  動かせると言ってもほんのちょっとしか動かす事が出来ない。  痛いとかではなく二本も僕の中に入っているのだから、動かしづらいと言った方が正しいのかもしれない。  今日は妙な汗も流れてくる。  気持ちいいのと若干キツくて痛いのとでの汗だろう。  腰を上げて下げる。  ゆっくりだけど今はそれの繰り返しだ。  腰を下にすると僕の気持ちいいポイントへと当たる。 その度に気持ち良さが全身を駆け巡るのだが、上げると前立腺へ当たらなくなってしまうから痛い方が上だ。  痛みと気持ち良さの狭間にいる今日の僕。  しかし今日は何となく僕が一番動いているような気がする。  だって今は諒馬君は仰向けで寝ているだけだし、京平は僕の中にモノを挿れて動いていない訳だし。 まぁ、そこは仕方がないと言えば仕方ないのかもしれないんだけど。 とりあえず額から流れてくる汗を拭いながら僕は腰を動かし続けた。 「諒馬君……どう? 初めて人の中に居るっていう感想は?」 「……へ?」  いきなり諒馬君は京平に振られて声を裏返していた。 「あ、その……気持ちいいかな?」 「それだけ?」  と何かもっと京平は要求しているように言っている。  きっと、これは撮影なのだから、もっときちんとした感想をしてくれって言いたいのかもしれない。 グルメリポートがリポーターなのに食べ物を食べて「美味い!」の感想しかないのと同じという事だろう。

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