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撮影のお仕事5-66
そこへ諒馬君も復活してきたのか諒馬君もテーブルの方へとやってくる。
「ん? 玲音……座んないの?」
と聞いてくる諒馬君。
その言葉に僕の方は笑ってしまっていた。
「忘れてない? だって、僕達ってズボンとかパンツって履いてないでしょ?」
「あ……」
と言ってしまってる諒馬君もどうやらそのままで座ってしまったようだ。
イってしまってまだ頭が回ってなかったのであろう。
そこも笑えてしまう。
そして、それに気付いた諒馬君は僕と一緒で直ぐに立ってしまっていた。
「もう! そういう事は早く行ってよ……」
「だって、言う前に諒馬君……座ってたでしょー!」
「まぁ、確かにそうだけどさ……」
「履きに行くのもめんどくさいし……まだ、撮影も終わってないし、いいかって感じかな?」
「まぁ、立ってればいいんだしな……」
「そういう事ー!! それに僕達はまだまだ若いんだから、座らなくても大丈夫でしょ?」
「まぁ、確かにそうなのかもしれないけど、流石にイった後は疲れてるんだけど……」
「大丈夫だって!! って、諒馬君……若くないんじゃない?」
「俺はネコ役っていうのは慣れてないのっ! タチだったら、まだ体力はあるのかもしれないけど、ネコの方だとまだまだ体が慣れてないから疲れてしまうんだよ。 しかも、後ろのココ痛いし……」
「まぁ、そこは相手が僕だから仕方ないよねー? だって、僕だって、タチ役の方慣れてないんだもん。 でも、タチの方も結構気持ちいいって分かったんだけどなー。 僕、諒馬君とならタチでもいいんだけど……」
「それは流石に嫌だ。 これはあくまで撮影だからネコもやってるって事なんだしね」
「じゃあ撮影でなら、諒馬君は僕とやる時はネコになってくれるの?」
そう僕はクスクスと言いながら諒馬君の顔へと顔を近付けていく。
「へ? それは……」
諒馬君は僕から視線を外して、少し考えると、
「それは……撮影でっていうんなら仕方ないと思うけど……?」
「撮影でならいいんだね。 なら、今度、京平に相談してみよー! 諒馬君が撮影でなら、僕との相手役オッケーしてくれたって……」
「当たり前じゃんか、プライベートではお互い恋人もいるんだしね」
その諒馬君の真面目な言葉に僕は顔を一瞬真面目な表情へと変える。
確かにそうだ。
そう考えると、ふざけて言っていた僕の方がアホみたいになってくる。
確かにお互い恋人がいるのだから、諒馬君と出来るのは撮影の時だけ……逆に当たり前だと思ってしまったからだ。
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