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「ぁ……ふぅ……ん……」 確かに京平の言う通り気持ちよくなってきたのかもしれない。  元から後ろの蕾の方には慣れているのだけど、女性の体じゃそうもいかないみたい。  ……ぁ……はぁ……少しキツくなった……指が二本になったのかな? 「っ……ぃ……あ……」 また、指の先に力が入る。 「ちょ、え? ぁあああ!!」  指が二本になったのと同時に京平の方も両方の胸の突起に玩具を押し当ててきた。 「ちょ、ぁ……ぁあああ!!」  中に指が入ってるのを忘れる位に胸の突起の方がビリビリと感じてくる。 「やぁああああ!!」  ……あ、え? 嘘!? 胸がっ……いつもより感じるっ!! ってか痛みより、気持ちいい方が上回ってるのかもしれない。  流石は京平っていう所なのかな?  やっぱ僕の体を熟知してるって事なのかもしれない。  手のひらに玩具を持って胸の突起に玩具を当てて更に京平は僕の胸を揉み始める。 「ちょ、え? ダメぇ!! それっ! イっちゃう!!」  と思った直後、僕の体は身震いしたような気がした。  ……ぁ、また……イっちゃったのかも。 だって今はある意味四ヶ所責められているんだもん。  男性の体では味わえないような事してるんだもんな。  ……でも、やっと、イくっ! のタイミングが分かってきたような気がする。 これで、イく! って時には「イくっ!」って言えるのかもしれない。  もう僕の体は全身から汗を吹き出していた。  運動してるようなもんなのだから、呼吸の方も荒い。

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