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 しかも音もする。  いや演出の為にすごい音を立てる諒馬君。 「もう! もう! いやぁあああ!!」  とあまりの気持ち良さに僕は背中を逸らしてしまっていた。  そうする事で余計に諒馬君の下にその豆の部分が当たってしまっているような気がする。  そして急に玩具がその豆の部分に押し当てられた。  とりあえず今の諒馬君の舌の時にはギリギリ達かなかったのだけど、玩具の振動がその豆の部分に当たると何とも言えないような快感が体の中を巡る。  僕はもう快感の限界とばかりに声と共に頭も振るのだ。 「もう! もう! だめぇええ!! イっちゃうからっ! イっちゃうからっ! もう! そこ無理ー!!」  ……あ、何か出た……!?  僕は盛大に背中を反らせると何か中から出たような気がする。  何気なしに諒馬君の方に視線を向けると、諒馬君の顔がビショビショになっていた。  ……へ? 何これ?  っという表情をしていると、京平が、 「フフ……潮吹けたみたいだね」  とサラリとそんな事を口にしている。  諒馬君の方もその京平の言葉に京平の方へと視線を向けて、 「……潮?」 「うん、そうなんですよ。 女性の場合、あまりにも気持ちが良すぎると潮を吹く女性もいるんです。 だから、玲音さんは今相当気持ち良かったという事なんでしょう」 そう説明する京平に僕も諒馬君も納得してるようだ。

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