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 でも、その人参型の玩具は僕の中にぐいぐいと入ってくる。  出し入れを繰り返しながらって言った方がいいのかな? スイッチはまだ入っていない。  確かに京平の言う通り女性の場合には気持ちいいポイントというものがないらしい。 奥の方に来てもただ単に玩具が中に入ってるって感じなのだから。 「とりあえず、この位入ったらいいのかな?」  そう言うと京平はその玩具のスイッチを入れてくる。  それでも僕は寧ろこっちの蕾の方に慣れているのだからスイッチが入って振動し始めると、 「うぁあああ!! ブルブルって……後ろのココがブルブルってしてるー!」  と叫んでしまっていた。  気持ちいいっていうのはあまり感じないんだけど、まぁ、振動は体の中を伝ってるのだから気持ちいいといえば気持ちいいのかな?  その玩具は本当にただお尻の中に入って振動を繰り返すだけ。 男性の時のようには感じないのかもしれない。  京平的にもきっと目的はそうなのであろう。  ただ単に玩具を使って後ろの蕾を広げていくって事なのかもしれない。 「さて、ナス型の方も入れていこうか?」  ……え? いや……それは絶対に入らないでしょ! だって、さっきだって苦戦してたじゃん! それに今は人参型の玩具が後ろの蕾の方に入っているんだよ。 そんなの絶対に無理だからっ!  そう心の中で叫んでるだけでは京平には通じないだろう。 「じゃあさ、社長……この卵型の玩具で玲音さんの豆の部分振動させてくれますか?」 「え? あ……いいですよ」  とサラリと答える諒馬君。  ……あ、え? ちょ、それは……ど、どうなんだろ? 女性にとって一番気持ちいい所を責められながら蕾の中に挿れるって。 今の僕には想像できなかった。  そして諒馬君は京平に言われた通りに卵型の玩具で僕の豆の方へと押し当ててくる。 「ふぅうん! ぁああああ!!」  またビリビリとかムニュムニュとかいう感覚。 「いやぁああ! ぁ、ぁあん!」  ……今の僕には一番そこっ! 弱っ!!  腰は引けちゃうんだけど……でも、気持ちよくなりたいから! 腰が動いてきちゃう!

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