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豆の部分があまりにも気持ちいいから、蕾の中に入れられてるって感じがしない。 それだけ快感の方が上回っているのであろう。
京平が一気に入れるとそのナス型の玩具が蕾の中に入ったような気がした。
蕾の中と後ろの蕾の中に二つの玩具が入っている。
確かに今は擬似の二輪挿し状態なのかもしれない。
後ろの蕾に入っている人参の方はそうでもないんだけど、蕾の中に入ってきているナス型の方は中に入ってしまうと、こりゃまた意外に中におさまっているような気がする。
グイグイと押されながら入ってくるナス型の玩具。
……あ、でも……え? あれ? 奥まで入ってこれてない!?
なんだか中途半端な所にいるような気がする。
そう奥の手前位で動きが止まってしまったって感じだ。
……あ、え? 玩具なんだから、奥に突いてグイグイって、来てくれないの!?
と僕は無意識のうちに京平の事を見上げていた。
京平は僕の顔を見て首を傾げている。
……ってか、僕的には僕の方が首を傾げたいぐらいなんですけどー!
あんなに太いナス型の玩具を中に入れられて気持ち良くなれるのを期待してたのに、こんな中途半端なのは嫌だ……寧ろ、中途半端な過ぎてもどかしいからっ!!
腰を動かしてみても全然奥には届かないって感じ……。
「どう? 二輪挿しされてるって気分は?」
「あ、え? 中に二つ入ってるって感じなのかな? でも、気持ち良くないんですけど……」
「うん! そうだよ。 だって、ナス型の玩具の方はそうわざと奥に突かないっていう仕組みになってるからね」
「……っ!!」
それを聞いた瞬間、声にならないような声を上げる僕。
……それって、どういう事!? やっぱり、そう言われてもまだ理解出来ないんですけど?
「ほら、あまりにも気持ち良くなり過ぎてイくだけならまだしも、失神とかしっちゃったら楽しくなくなっちゃうでしょ?」
「あ……」
……確かにそうだ。
やっと今の京平の言葉で納得したような気がする。
……あ、そういう事。 だから、擬似体験って事なのね?
と油断をしていたら諒馬君が豆の部分に玩具を当ててくる。
「ぁあああ! ちょ、それ待ってぇええ!! ダメぇ! そこは本当にダメっ! 今はそこが一番弱いんだからっ!」
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