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 ……ホントこれって……相手が一人では出来ない事を二人ともしてくれてるって感じがするんだけど……っ! ……ぁあー、ホント、気持ちいいー、本当に体の中から溶けてしまいそうな位気持ちいいから。  諒馬君も京平も指の動きが段々と激しくなってきている。  京平の方は蕾の中を何回も突いた後に指を蕾から出して、そして豆の部分をも擦ってくる。  諒馬君の方は後ろの蕾の中で出したり入れたりを繰り返していた。  僕の体から少しずつ力が抜けてしまってきているような気がする。  ……本当に本当に気持ちいい。  今僕の顔はどんな顔してるんだろ?  本当にとろけてしまいそうな表情をしているのかもしれない。  きっとカメラマンさんもそれを逃してないよね?  あ、出来てから見てみればいいのか。  僕はそういうの全然平気っ! 恥ずかしいとかって思わないし。 「ぁ……ぁあん!」  そんな事を考えていたら、京平がもう片方の手で胸の突起に触れてきた。  やっぱ京平って器用なのかもしれないね。  だって中を弄りながら胸の突起の方にも触れてくる事が出来るんだもん。  人間って手の動きとかってバラバラに同時に動きって難しいでしょ? 特にこういう時ってさ……。  現に諒馬君が出来てないだもん。  ホント、京平ってこういう仕事に向いているのかもしれないよね。  相手を気持ちよくさせる事が出来るから、いいDVDが出来て売れるって事なんだよね?  ……あ、今度は振動音が聞こえてきた……玩具使うんだ……。 誰が使うんだろ?  僕は軽く目を閉じていたのだけど、そっと目を開けてみて見ることにした。  ……あ、え? 二人共!?  ……京平がさっきのナス型の玩具を持って、諒馬君が人参型の玩具を持って……二人同時にっ!! やぁん……中にっ入ってきてるー!! 「ぁあああああ!! だめぇええええ!!」  そう腰を思いっきり動かしてしまっている僕。  だって、だって……それ、本当に気持ちいいんだもん……っ!! ……あ、あ……そんなに腰動かしてたら達っちゃうっ! イっちゃうっ!! って!! 「ぁ……ぁああん! ダメぇ! イっちゃうからっ!! んん……ぁあああ!!」  ……あーーあ……イちゃった。

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