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だって演出的にも僕が気持ち良くなってる方がいい訳でしょ? なら、もっと気持ちよさそうにしていいのかな?
でも、あんまり気持ち良すぎると意識を失っちゃわないかって心配なんだけど。 だって人間って気持ちよすぎると意識失っちゃう事ってあるじゃん。
僕的には意識とかて失いたくないしなぁ。
だって意識失っている間って気持ちいいとかって分からないじゃん……でも、気持ち良くなりたいしー、その意識を失ってしまいそうなラインっていうのが分からないからな。
こう意識失わないよっ! っていう保証みたいなのがあればいいんだけど、こう完全に乱れてもね。 流石にそのラインが分からないから、こう完全には乱れられないっていうのかな? 心の中でストッパーみたいなのがあるし。
……でも、僕的には気持ちいいの好きだからな、こう腰を動かしてもっともっとしてーっ!! ってなるんだけど……。
「やぁん……ホント……そこっ! ビリビリって……それホントいいんだからっ!」
「玲音さんってこういうの好きな方なのかもしれませんね……しかも、最初っから二人にやってしまったら恋人同士でっていうのができなくなってしまいますよ」
そうクスリとしている京平。
でも僕の心の中では、
……大丈夫……京平の事は本当に好きだから相手は一人で十分なんだよ。
と……。
「ちょっと、このナス型の玩具流石に大き過ぎないか? 玲音さんの中には入らない感じなんだけどな」
「そこは社長のテクニック次第ですよ」
京平は言っているのだけど……。
……京平だってさっき僕の中に入れられなかったじゃん。
と突っ込みたい。
「テクニックの問題なのかな?」
諒馬君はそんな事を呟きながらも一生懸命、僕の中にそれを入れようとしているようだ。
「じゃあ、もうワンサイズ小さいのにします?」
……ってあるんかいっ! なら、最初っからしれにしてよー。
「社長……そのベッドの下にある袋に入ってるんでその中から出してもらえませんか?」
京平がそう言うと諒馬君は袋の中からワンサイズ小さいナス型の玩具を出してくる。
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