人差し指で自分の豆の部分をグリグリとして声を上げ続ける僕。 「じゃあさ、社長によーく見てもらえるように、腰を浮かせてやってみようか？」 「……へ？ どういう事ですか？」 　そう言うと僕は京平の事を見上げる。 「だから……こういう事……」 　京平はそう言うと僕の腰の下辺りに手を入れてきて腰を浮かせ足を開いて諒馬君の方に蕾や豆が見えやすいように突き出す。 「あ、え？」 　恥ずかしいけど……いいかも……。 　そう少しブリッジするような形って言ったらいいのかな？ 　背中は流石に長時間自分の足や腕だけでは支えられない可能性があるから京平が背中の部分に手を置いて支えてくれているようだ。 「それで腰を動かして……っていうか動かせるでしょ？」 　 ……動かせるのかもしれないけど、結構キツイのかもしれない。　要は腰を動かす場合には足を動かしてしっかりと支えながらの状態なのだから……。 　……あ、え！　出来るかな？ 　京平に背中を支えてもらいながら僕は豆の部分を人差し指で擦り腰を動かし始める。 「ふぅ……んん！」 　この体勢でも僕的には十分気持ちいい……。 　コネコネと僕の指は止まりそうもない。　寧ろ、指の動きが早くなってきてるような気がする。 　コネコネ……グチュグチュ……。 　……はぁ……ん……気持ちいい……。　流石は京平って事かな？　ちょっと女性と経験があるとは言っていたけど気持ち良くなれるならいいかな？ 　と思ってしまっている僕。 「やぁん……ぁあああ！！　ぁ……くるっ！　くるっ！！」 　そう僕は言いながら、これでもかっていう位腰を盛り上げ、 「いやぁあああ！　もう！　もう！！　イくっ！！」 　そう言葉にした時にはこれでもかってっていう位、指のスピードが上がっていたのかもしれない。 　勿論、それだけで僕はイってしまっていた。 　男性の時には指だけじゃイけないけど、女性の場合には指だけでイけるとういう事が分かった瞬間だ。