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「社長……どんな感じですか?」 「え? あ……」  そういきなり京平に振られた諒馬君。 めっちゃ焦ってるようにも思える。 「あー、うん! よく見えるようになったよ。 後ろの蕾も蕾の中も綺麗なピンク色って感じかな?」 「それなら、よく見えてる証拠って事ですね」  京平は諒馬君にそう言うと今度は僕の方に話しを振ってくる。 「じゃあ、やってみようか?」 「え? あ、はい……」  京平にそう言われて僕は蕾の方へと手を伸ばす。  でも流石に女性の体ではやった事がない僕。  女性のそこなんて本当に知らない。  ……ん、ここかな?  と思い指を入れてみた。 「ふぅ……んん!」  自分で入れてみたけど、ちょっと痛い……。  ……やっぱり、京平のように上手く出来ないのかな?  そう思っていたら、 「そこは違うよ……まぁ、そこでもいいんだけどね」  京平がクスリとしている。 「え? あ、ここじゃない?」 「正確にはもうちょい上って言ったらいいかな? 因みにそこは後ろの蕾の方だよ」 「……え?」  ……そうだったの!? もうちょい上?  と僕は後ろの蕾の方に指を入れてしまい、そこから指を抜くともう少し上の方に指を滑らせてみる。  すると確かにもう一個穴がある。  そこに指をゆっくりと入れていく。 「ふぅ……んん!」  でも指を入れる時は後ろの蕾の時のように痛いようだ。  力が入ってしまっていたのだから。 「少し痛いのは分かるけど、力抜いて入れていった方が楽なんだよ」  と言う京平のアドバイスで僕はそこの力を抜いてみる事にした。  すると指はするりと蕾の中に入っていく。  ……あ、柔らかくて……中は熱い……。  しかも中から出てくる透明な液体によってぬるぬるとしていた。  内壁はザラザラって感じなのかな?  ぬるぬるという感じとザラザラとした感じ……これが女性の中の感じなんだと分かった瞬間でもあった。

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