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僕達の休日4

 ハムエッグが出来たのはいいのだが、まだ京平が起きてくる気配はなかった。  さっきの妄想どこにやら、京平が起きて来なかったんなら妄想どころではない。 「せっかく裸エプロン姿なのになぁ」  僕は口をとんがらせてカウンターテーブルの椅子に腰を下ろして、ぶーたれている。  しかも京平が起きてきてないのに作るのは早かった。  僕にはそこまで考えている余裕というのか料理を作り慣れていないとこうなるなんて思ってもみなかった事だ。 「んー、どうしようかな?」  とりあえず、作ったハムエッグはフライパンに置いておいた。 少し位なら余熱で温まっているだろう。  一人ポツンとカウンター席に座っていると何もかもが響いて聴こえて来る。  時計の秒針。 冷蔵庫のモーター音。 エアコンのモーター音。  僕はブーたれたまま京平が起きて来るのを待っていたのだが、今日に限って京平が起きて来ない。  いつもなら休みの時でも京平の方が先に起きていてその後直ぐに気配で僕は起きるのだけど……。   ……起こして大丈夫なのかな?  ……お風呂にでも入って待ってようかな?  ……まずはとりあえず! トイレかな?  そう思うと僕はトイレへと向かう。  そう僕にとって毎朝のトイレは欠かした事がない。  仕事に行く時なんかは特にそうだ。  男性同士でやってるのだから、お腹の中は綺麗にしておかなければならない。 だから、もう朝のトイレは癖みたいになっている。  とりあえずトイレに行くのだからエプロンを外してカウンターにある椅子に掛けてトイレへと向かう。  トイレとお風呂場は同じ洗面所の近くにあってトイレとお風呂場は反対側にあった。 要は真ん中に洗面所があって右側にトイレ左側にお風呂という事だ。  洗面所の棚にある浣腸をいつものように取り出すと僕は下着を膝まで下げて頭を下げて双丘を突き出すような形になると自分で浣腸の先っちょを後ろの蕾の中へと入れる。  京平が起きていればたまにやってくれる事なんだけど、自分でやる時もあるのだから慣れていた。

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