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僕達の休日5

 ……あ、でも……トイレに入るんだったら、お風呂もかな? だって、お腹スッキリしたらお風呂にも入りたいんだもん。  ……あー、でも、せっかく作ったご飯どうしよう。  順番を間違えたような気がする。  先にトイレとお風呂を済ませてご飯を作れば良かったと今更後悔。  ……ま、仕方ないか……ご飯を作ってあげるのは今度にしよう!!  慣れてない事をするからこうなってしまったのであろう。  とりあえず液体を全部お腹の中に入れ終えると、お腹に薬が効いてくるまで少し時間が掛 かるのだが、それがいつ来るのか分からないのだから僕はトイレに籠る事にする。  それから暫くしてお腹をスッキリさせるとお風呂場へと向かうのだ。  その後は体までもスッキリさせて頭を拭きながら部屋へと向かった。  それでも京平は未だ起きてる気配はない。  時計を見上げると六時過ぎになっている。 「んー」  と考え事というのか、やる事がなくなってしまった僕は再びカウンター席へと座りテーブルの上に頭を乗せて考える。  ……暇だー! どうしたらいい?  なんて言ってもここは一応京平の家。 とりあえず僕の家でもあるんだけど、元々は京平の物だからなんていうか自由に出来ないっていうのか? 一応自由ではあるんだけど、やっぱ持ち主は京平なのだから少し遠慮する事はある。  ……よしっ!  一人でうじうじと考えても仕方がないと思った僕はやっぱり京平の事を起こす事にした。  ……やっぱ、裸エプロンで京平の事起こしに行って! どういう反応をするかっていうのを知りたい!!  と思った僕は直ぐに実行へと移す。

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