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僕達の休日22

 ……いや……何だか本当に恥ずかしい気分になってくる。  いつも仕事では声とか雰囲気で表情を出してたりするもんなんだけど、今は違う……。 本当に恥ずかしくなってきた。 「ちょ、きょ、京平……は、恥ずかしいんだけど……」  そんな僕に京平の方はクスリとしている。  しかも、 「でしょ……」  って言葉も加えて。  それに拍車が掛かったのか、逆に解説とかを続ける京平。 「こうやってローションを玲音の中にいつも入れているんだよ……どんな感じなの?」 「え? ぁ……ふぅ……どうなんだろ?」  そう本当に僕はその状況が恥ずかしくて頬を赤く染めながら京平からも視線を外している状態だ。  そう言うと京平は僕の後ろの蕾からローションの容器を抜き取る。 「結構タップリ中に入れたのだけど……これで指とか玩具とか中に入れても痛い思いはしないよね? ……で、どんな感じなの?」  そう言いながら京平は僕の後ろの蕾周辺でカメラを撮り続けている。  近付いてみたり遠のいてみたり、一体、京平は僕のどんな姿を撮っているのであろうか? 「あ、後ろの蕾からさっき入れ入りきれなかったローションが垂れてきてるみたいだけど……これって、女性で言ったら、興奮してきて透明な液体が中から溢れてきてるみたいだよね。 結構、エロいのかも」  ……え? ってか京平ってそんなキャラだったっけ!? 仕事の時はもっとクールだったような。 あ、しかも……そのローションが僕のお尻を伝って、モノを伝ってお腹の上に。 「じゃあ、もう指入れていこうか?」  そう言うと京平は僕の中に指を入れてくる。  これはいつもやっている事なのだから、ある意味慣れている事だ。  でも京平はさっきとは違っていきなり指を二本入れてくる。 「……へ? え? ぁ……ちょ……」 「玲音ならこれくらい大丈夫でしょ?」 「あ、いや……でも、いきなり二本は……っ!?」

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