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僕達の休日24

 もう京平の言葉に断る理由等なかった。  だから僕は頭を頷かせる。 「じゃあ、カメラ入れていくね。 フフ……こうやると何だか肛門科のドクターになった気分になるよ」  ……あー! そういう事にもなるのかもー!! ある意味お医者さんゴッコ!? 「じゃあ、体を横にしてみようか? そしたら、もっと気分を味わえるんじゃないかな? 流石にドクターの知識はないけどさ……そういう気分を味わうのもいいんじゃないかと思ってね」 「え? あ、でも……忘れてない? 僕今手足拘束されてるの」 「あ! 少し忘れてたよ。 じゃあ、一回、休憩も兼ねて外して上げるね。 この椅子しかもベッドにもなるし」  そう言うと京平は椅子をリモコンで操作して椅子の状態からフラットの状態、そうベッドの状態へとしてくれて今まで拘束されていた手足も外してくれる。 「これでこの椅子の上で横向きになれるだろ?」 「あ、うん……」  僕はそう答えると、京平に言われた通りに体を横向きにして横になる。 「ローションも中に入れているし、簡単にカメラ入って行くと思うよ」 「うん……」  今の僕にはそれだけしか答えられない。  だって、もう否定とかってで出来ないじゃん。 「力抜いて下さいね」  と京平は白衣は着てなくとも医者モードになったようだ。  その京平の言葉でとりあえず僕は息を吐き力を抜く。  すると次の瞬間待ってましたかのようにカメラのレンズの方が僕の後ろの蕾の中へと入ってくる。  今の時代カメラっていうのは小型化してきているけど、指よりいや人のモノより気持ち太いのかもしれない。 「え? あ……ちょ……きょ、京平……っ……無理っ!」 「確かにこのカメラは太いのかもしれないけど、この前、諒馬君と私のモノを入れた玲音には平気だと思うのだけど……」 「……っでも!! それとはまた違うっていうか……ってか、それは流石に医療用ではない訳でしょ?」 「いや……その医療用カメラを改造してって感じかな?」 「じゃあ、太く感じるのは何で?」 「それは気のせいじゃないのかな?」  ……え? そうなの!? 「分かったんなら、もう一度チャレンジしてみてもいいかな?」 「え? あ、うん……」  とまた京平に納得させられてしまったような気がする。

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