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僕達の休日26

「じゃあ、また、手と足と拘束しちゃっても大丈夫?」 「え? あ、うん……」  ……そうだ……今日はそれだけじゃなかったんだ。 ま、うん……これからだったんだよね。  今ので少し疲れてしまっている僕がだけど、確かに今日はまだまだ何もやっていない。  寧ろ今は後ろの蕾の中にカメラを入れられただけで、全然本番にも入ってなかった。  もう一度、僕は京平にその椅子に手足を固定されてしまう。 「じゃあ、次は何して欲しい?」  そう訪ねてくる京平。  ……そう言われてもこの椅子の事は僕知らないのだけど。  とツッコミたい。 「あ、えっと……京平? 僕はこの椅子の事は全然知らないんだけど……」  そう漫才師のツッコミのようにではなく、こう大人しめに言ってみる事にした。 「あ! そうだったね!」  思い出したかのように言う京平に僕はため息に近い息を吐く。 「後は……どんな機能がついてたかな?」  そう考えるように言う京平。 すると何か椅子に取り付けられている機械が動いているのか、機械音が聞こえてきた。 「……ん?」  機械に取り付けられている物が動いてくると僕の胸の辺りにその何かがへばりつきやがて振動してくる。 「……へ? 何?」 「ん? それは……ゴムで出来た手みたいなのが玲音の胸を刺激してくれる機械なんだけど? 要は玩具みたいなもんなんだけどね。 体を傷付けないようにゴム出来ているんだ。 これなら玲音の胸も刺激してくれるし、私は玲音の後ろのココを弄る事が出来るだろ?」  ……あ! 成る程!!  と納得してる場合ではないのかもしれない。  今までの玩具では確かに自分でやるか、相手にやってもらう事しか出来なかったのだが、この椅子ではそういう事が簡単に出来てしまうという所だろう。  確かにビリビリとした刺激が僕の胸の突起へとくる。 「え? ぁ……やぁあああ!!」 「ね? 気持ちいいでしょ? だって、この私がアイディアを出しているのだからね。 プロのAV男優とその手のプロが作っている椅子なんだから、気持ちいいと思うけどな」

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