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僕達の休日40

「次はお腹辺りもですか?」  そう言って京平はお腹に掛けてあったタオルを取ってしまい、それを今度は胸へと掛ける。  ……あれ? ちょっと待って……。 タオルって普通マッサージの時にはマッサージする部分に掛けるでしょ! マッサージする所は取らないよね?  やっぱり京平がしているマッサージはおかしい。 「え? あのー、普通、マッサージする部分にタオルって置かれますよね?」 「それは、特別メニューですから……それに見ないと分からない部分もありますからね」  ……あ、そういう事。  京平の場合、何を質問しても直ぐに返って来る。  そこがやっぱ凄い所なのかもしれない。  そしてお腹の部分はマッサージさんがしてくれるみたいにしてきてくれたのだけど、 「気のせいですかね? お客様……モノの方も勃ってきてるように思えるのですが……」  ……あ、それはさっきから勃ってますけど。 「あ、いや……ま、マッサージですよね。 ま、まぁ……気持ちよすぎて反応してるんですかね?」 「確かにマッサージは気持ちいいと思うのですが……ちょっとそれとは違うような気がしますけど?」  ……あ、自爆。 あー、もう! 京平って、本当にもう! そうやって直ぐに返してくるんだからー! まぁ、仕事じゃない京平が見れるからいいかな? 「え? あ、す、すいません。 そうですよね……僕がそういう気というのか……」 「じゃあ、まぁ……そういう事なら、モノの方をやらしてもらいますね。 ココもきっと凝ってるでしょうから」  ……凝ってるっていうのか、もう、硬いと思うんだけど。  すると京平はいつも以上に丁寧にというのか軽く僕のモノを手で包み、そこにローションを垂らしてくる。  ……え? あ、いきなりっ!?

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