……あー、でも、京平にそうやられてるって思うと……後ろの蕾がムズムズー……ってしてくるー！ 「やぁ……ん！」 　そうムズムズとしてくるもんだから、なんていうのかベッドの上で僕の足は曲げている状態で、こう膝とか双丘の方に力が入ってきてしまっている。 　ムズムズ感をどうにかしたいと思っているのかもしれない。 「足に力が入ってしまってるようなんですが、どうしました？」 「え？　あ……」 　……どう答えたらいいんだろ？ 「あ、気持ちよすぎて……後ろのココが……ムズムズって……」 　と僕の口からはこうストレートに言ってしまっていた。 「では、そちらの方も解していって上げましょうか？」 　何だか、その言葉に安心してしまう。 　そうだ、やっとソコをやってくれるっていう安心感なのかもしれない。 「では、足の方を開いていただけますか？」 「……へ？」 ……あ、まぁ、そうなんだけど、生々しくというのか、そう言われると恥ずかしいような……もう！　今日の京平は何だか恥ずかしくて仕方ないんですけどー！ 「それとも私がやって上げましょうか？」 　その言葉にも顔を真っ赤にしてしまう。 　京平は僕の太腿の所に手を掛けるとその太腿を撫でながらゆっくりと足を開かせてくる。 　そして太腿を滑らすように撫でてくる京平。 　そんな優しい動作でも僕の体はピクンと反応してしまっていた。 　しかも、こうギリギリモノに触れるか触れないかの所でまた戻って太腿を優しく撫で回し、こうイヤらしくというのか、マッサージ師さんがやってくれるような動作というのか、本当に今日の京平はゆっくりというのか、それが逆に気持ち良くて恥ずかしい思いをさせてくれているような気がする。