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僕達の休日50

 手を使わずに京平のモノを口に含むなんて事今までにはなかった。 なんかこう支えがないと上手く咥えられないような気がするのは気のせいであろうか。  いつもなら京平のモノを舐める時には手で京平のモノを支えてっていう風にやっているのだから。  本当、口いっぱいに京平のモノを含まないと出て行ってしまいそうだ。  口いっぱいに京平のモノを咥えて舌先を使って京平のモノの先端部分を舐めていく。  すると京平のモノの先端部分からはもう透明な液体が出てきているようで、それをも僕は舐める。  甘いような不思議な味。  それは食べ物にはないような味をしている。  確かに今まで撮影とかで京平のモノを舐めてきた記憶はあるのだけど、こうやって家でじっくりととはたまにしか出来ない為か懐かしくも感じる。  撮影の時というのは何かと慌ただしくて、どんどんと事は進んでいくもんなのだからね。  フッと気付くと京平はまだ何か今度のネタについて考えているようで、京平の癖なのか顎に手を当てて考えている様子が下からうかがえる。  でも何だか僕の方にというのか、これに集中してくれない事がちょっと嫉妬のように思えてきた。  僕は京平のモノから口を離すと、 「ちょっと! 仕事の事は今度でいいから、今はこっちに集中してよねっ!」  と僕は頬を膨らませてまで京平の事を見上げる。  そんな僕に京平はクスリとして、 「ゴメン、ゴメン……そうだったね」  そう言うと僕の唇に唇を重ねてきた。  そして口内へと舌を忍ばせてくる。 「ん、んん!」  いきなりの事で準備してなかった僕は直ぐに苦しくなってきてしまう。 だから京平の胸の部分を叩くと、 「……苦しかった?」 そう甘い声で言われてしまい、怒る気もなくなってしまっていた。

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