412 / 568

僕達の休日53

「ん……! っ……じゃあ、そろそろ、玲音の口の中に出してもいいかな?」  ……え? あ、京平にしては早くない??  と僕は京平の事を見上げていると、 「私だって、好きな人にこうやってもらえているのだから、気持ちいいに決まってるだろ? 仕事の時とは違うんだ……」  ……あ、そっか。  そう僕は今の京平の言葉に納得する。  そして僕は二回程頭を頷かせると、笑顔だけを京平へと向けるのだ。 だって今は京平のモノを口に咥えているのだから言葉には出来ない。 だからジェスチャーとかで返さなければならないのだから。 「じゃあいいね……」  京平はそう言うと、また腰を動かし始める。  京平の腰の動きは本当に絶妙だ。  だって早い腰の動きをしているのに喉奥ギリギリで下がっていく。  ホント僕がわざわざ動かさなくてもいい位だった。 「ぅ……んん!」  とまた甘い吐息のような声が京平の口から出てくる。  ……そろそろ京平の方も限界!? あ、でも……男って……一回イったら最低三十分はイけないんだよね? いいのかな?  そう思っていると京平の腰の動きが急に止まって、熱い白い液体を口の中で感じる。  それを僕は飲み込むのだ。  そして京平のモノが僕の口の中から出される。  やっと口から呼吸も出来るようになった僕。  暫く口で呼吸を繰り返し、落ち着くと、 「京平の味だよね?」  笑顔で京平に向かい言っておくのだ。

ともだちにシェアしよう!