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僕達の休日55

 これは演技ではなく本気でだ。  だって演技というのは泣くとか怒るとかっていうのは出来るけど、顔を赤くして恥ずかしがるなんて事は多分出来ない事だと思うからだ。  本当に今までにはない恥ずかしい体勢をさせられているような気がする。  さっき京平は「私に体を預けて」と言っていたけど、  ……確かに体というか背中は京平に預けているけど、膝の裏は京平が僕の足を持って開かせてるよね? だからバッチリと僕の後ろの蕾が鏡には写ってしまっている状態になっている。  ……本当にこの姿恥ずかしいんですけどー! 「自分の後ろのココ、これで見えるかな?」  と更に僕の羞恥心を煽るような言葉を言う京平。  ……だから、見えてますからっ!  なんて怒ったように京平に言ったらどうなるんだろ? 京平……怒っちゃうのかな?  でも何だか京平にはそんな事言えなくて、 「あ、ぅん……見えてるよ……」  そう答えておく。 「じゃあ、その自分の姿見ながら後ろの蕾に指入れて慣らしてみて……寧ろ、見せてくれるかな?」 「あ、ぅん……」  僕は仕方なく京平の指示に従う。

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