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僕達の休日57

「いいよ……どんどん言ってって……」  ため息が出そう。  でも、やらなきゃ京平のもきっと勃たないんだろうし。 「で、中で指動かしてみてる……壁を擦ったり、中に少しずつ入れてみたり、出し入れしてみたり」  それを聞いて京平は聞いているのか、目を瞑っていた。 「も、もうすぐ気持ちいいポイントかな? も、もう……気持ちいいポイント近くまで指きてるけど……ん……も、もう少し……」  あんまり実況中継のようにはなってないけど、本当にこれでいいの?  と心配になってくるのだが、京平がダメ出しして来ないのだからいいのかもしれない。 「あ……ちょ、い、今……気持ちいいポイントまで指が……ぁああ……気持ちいい!」  僕が本当に一番好きなのは気持ちいいポイントだ。  そこを指でもモノでも突いてしまうともう本当にヤバい。  少し僕が気持ち良くなってると京平の手が僕の手首を掴む。 「……へ?」 僕はその掴まれた手を凝視する。  ……え? 何で!? 京平……僕の手の動き止めたの!? 「玲音の場合、あんまり気持ちいいポイントを突いちゃうとイっちゃうでしょ? だから、止めたんだけど……」 「あ、え?」  流石は京平だ。 僕の事をよく知っている。

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