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僕達の休日59

 部屋内にはその玩具特有の振動音が鳴り響く。 「やぁ……ぁん!」  腰をくねらせてみたり背中をくねらせてみたりしている僕。  本当に激しくない気持ち良さにも酔いしれる。 「玲音……声もいいんだけどさ……実況中継の方は?」 「あ……」  ……忘れてた。 だって、玩具って気持ちいいんだもん。 「あ、ぅ……今ね……僕の後ろの蕾……玩具で擦ってるの……」  もう僕の声はトロけてしまいそうな声をしてしまっている。 おまけにもう涙目だ。  その顔で京平の事を見上げてしまっていた。 「それが……ぁ……気持ち良くて……」 「そうみたいだね……だって、玲音の顔が今にもトロけてしまいそうな顔してるよ」 「うん……」  段々と僕の手の動きが早くなってくる。  もっともっと気持ち良くなりたいと思ってきているからなのかもしれない。  さっきより激しく上下する僕。 「やぁああん! ぁ、ぁああ! いい! 僕のモノがっ! また、モニョモニョってしてきてる……!」  さっき以上に僕が乱れていると急にその玩具が僕の中へと入ってきた。 「……え?」  と思って僕は鏡の方に目を移す。  するとそこには京平の手がその僕が持っていた玩具に添えられていて、その玩具がどうやら後ろの蕾の中に入ってきていた。 「まぁ、たまには私も手伝って上げないとね……」  要は見てるだけじゃ物足りなくなってきたって事でしょ? 「玲音は自分の膝の裏を持っててくれるかな?」

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