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僕達の休日60
僕は京平の言葉に頷くと今度は自分の膝の裏を自分で持つ事になる。
「でも、目は閉じちゃダメだよ」
そう念を押してくるように言う京平。
そして、その玩具を京平が動かし始めると先ずは後ろの蕾の入口部分で回し始める。
そうする事で中の壁が擦られる。
「ふぅ……ん……」
だが、僕の方は気持ち良さについ目を瞑ってしまっていた。
「玲音……目は瞑っちゃダメだって言ったでしょ?」
「あ、うん……でも……」
と言い訳を続けようとしたのだが、今は自分で玩具を動かしている訳ではない。 京平が動かしているのだから、そこで京平は動かし始めてしまう。 だから言い訳さえ出来なかった。
僕はとりあえず頑張って目を見開いて鏡の中にいる自分を見つめる。
改めて見ると本当に恥ずかしい格好をさせられているような気がする。
その鏡の前でこれでもかって位に足を広げて後ろの蕾が見えている状態なのだから。
その後ろの蕾には玩具が入れられていて目を背けたくなる。
だが今日の京平はそれさえも許さないって事なんだろう。
……京平が僕後ろの蕾で玩具をグリグリって回してる。
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