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僕達の休日61
その後ろの蕾の所で玩具を出したり入れたり、時にはグリグリってその玩具を回されたりして確かに気持ちいいのだけど、やっぱり僕的にはその気持ちいいポイントを突いてくれないと、凄く気持ち良くはなれない。
こう焦れったい時間が本当に長く感じる。
「も、もっと……奥にっ!」
流石の僕ももうこれ以上は我慢出来なくなってきたのか思わずそれを口にしてしまっていた。
「奥に……!?」
そう意味有りげに復唱してくる京平。
「何を?」
と聞いてくる。
「お、玩具を……」
そう本当に真面目に答える僕。
「玩具を奥にだね……」
そう言って京平は玩具を動かしてくれたのだが、ほんのちょっとしか動かして来なかった。
……僕は奥にって言ったのに……。
「まだ、もうちょい……!」
「もうちょっとだね……」
また意味有りげに言う京平。
……またちょっとしか動かしてくれないんでしょ?
……あーやっぱり……。
もう、こうなったら最後の手段!
「気持ちいいポイントまで……この玩具持っててそこ……突いて……」
そう僕はおねだりするように言う。
すると、やっと京平の方も動いてくれたようで気持ちいいポイントへと玩具が到達してくる。
「ぁあああ! きたの! 玩具きたの! 気持ちいいポイントまでー!!」
玩具とは人間の快楽の為に作られた道具なのだから、本当に気持ちがいい。
その振動で身体中を気持ちよくさせてくれる。
身体中を巡るビリビリとした感覚。 本当にそれが一番気持ちいいのかもしれない。
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