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僕達の休日66
勿論、京平が出した白くて熱い液体は僕の中、僕はそれをお腹の中で感じる。
そして僕は体をぐったりとさせて京平のお腹の上に体を預けていた。
ドクンドクン……。
……あ、京平の心臓の音が聞こえる……。
誰もがお母さんのお腹の中にいる時に聞いていた音。
何回聞いても何だか落ち着くのは気のせいであろうか?
しかも人のお腹の上とは温かい……心地ような気もする。
京平の方も僕の体を抱きしめてくれる。
これが仕事だったらこういう事、京平はしてくれないけど、プライベートの時はやはり恋人という事もあって抱き締めてくれる。
色々な意味で心地良い気分になってる僕。
普段、京平はクールなイメージがあるけど、プライベートの時は本当に愛情を感じる。
「ねぇ、京平……僕、京平の恋人になって良かったと思ってるからね」
「ん?」
突然の事で京平はそう言ったものの、京平は直ぐに、
「私もだよ」
と返して来てくれた。
こうした甘々な時間だってプライベートの時間にはある。
……ホントっ! 仕事の時にはこんな事さえしてくれないのにね。
……ま、いっか。
このまま京平の上で寝てしまいそうな位心地良い。
「あのさ……」
「ん?」
その京平の言葉に僕は京平の事を見上げる。
「抜いていい?」
「……へ?」
と気付くと京平のモノはどうやら僕の中にまだあるようだ。
「え? あ、うん……」
あまりにも心地良すぎて中に京平のモノが入っているのを忘れていたのかもしれない。
「じゃあ、抜くよ」
「あ、ぅん……」
そう言って仰向けの状態から京平は僕の体を少し上げて来る。
「ん……!」
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