その京平の言葉で僕が着ていたナース服が脱がされていく。　先ずはボタンが外されて、ボタンを外した所から前をはだけさせて、肩からするりと服を脱がされていくって感じなのかな？　ま、想像的には赤ちゃんの着替えをさせていくっていう感じなのかもしれないね。　肩を脱がしたら、腕を片方ずつ抜いてくって感じ？　そうする事で上半身は少しずつ脱がされていく僕。　完全に前がはだけると僕の胸の突起が勃ってますよって主張しているのが分かる。 　こう軽くじんじんしている感じかな？　そう、これがもっと本格的に勃ってくるともっともっと胸の突起がじんじんしてくるんだけどね。 　今まで僕の体に手で触れるだけの京平だったのだけど、今度は手と舌を使って体を優しく舐めたり触ったりをしてくるのだ。　勿論、諒馬君も参加しているのだから、足の方担当でね。　まぁ、確かに京平一人でも僕の事を全然気持ち良く出来るんだけど、仕事の時っていうのは基本的に僕と京平と諒馬君ってなっちゃってるんだから、そこはちゃんと諒馬君の事も入れて上げないといけないでしょー。　でも諒馬君だってちゃんと仕事してるよ。　諒馬君だって一応タチの人間なのだから僕の足を舐めてきたり太股や膝を舐めてきたりしてくれてるしね。 　あー、でも、確かに……一人でも十分気持ちいいんだけど、二人だともっと気持ちいいのかもー。 　なんていうのかな？　カップル同士でやるんだったら手は二本しかない訳だし、舌に関しては一つしかない訳だし、それが二人になると倍になる訳じゃない？　だから普通に気持ち良いって感じている事が更に気持ちいいって感じる事が出来るって言ったらいいかな？　本当、こういう事って仕事だから出来るだけあって、絶対にカップル同士じゃあ出来ないっていうのか経験出来る事ではないしなー。　だから、こういう仕事してて良かったっていうのかな？ 　二人の指先と舌とが僕の体を這い回る。　温かい感触が僕の性感帯通る度に僕の方は体をビクつかせてしまう。　もう、そういうのは仕方がない事だろう。　もう僕はそういう体になってしまったのだから。　そう自分に言い聞かせて、いつもにように僕は体に素直になる事に決めたのだ。 「ふぅ……ぁ……んん……」 　と自然に出てしまう僕の声。　とりあえず演出的に恥ずかしがる仕草をした方がいいかと思い手を口に当て、あまり声を出さないように心掛けてみる。 「ん……ぅ……んんっ」 　あ、完全に声が籠ってしまってる。　そんなんでもいいのかな？　まぁ、京平が何も言って来ないからいいかー。　と思ってたら…… 「玲音……口で押さえてしまったら、聞こえなくなってしまうだろ？　こういう行為をしてる時っていうのは、声っていうのも結構重要なんだからね」 　そういう風に言ってくる京平に、 「だって……そこは、やっぱり……恥ずかしいから……」 　そう本当に僕は恥ずかしいと言わんばかりに京平から視線を外しておく僕。