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初体験 ステップ59

 あの二人の方はもうマット使っちゃってるっていう感じだ。 しかも中に入ってる諒馬君の白い液体出す為に、成都さんはマットの上の座って、こう自分で膝裏を持って足を広げるっていう感じでね。  ホント成都さんってそういう所、恥ずかしくないのかな? って思う。 だって僕は一応、AV男優だから、キャラ的に恥ずかしがるキャラとかもあるから、そうなんだけど……成都さんの場合には普通にしてて、あーなんだもんなぁ。 そうそう成都さんの場合はそれが気持ちいいって事になるのかな? 恥ずかしさも気持ち良さのうちっていうの? そうなってくると成都さんは本当に僕よりもMっていう事だろう。 確かに僕だってMなんだけど、限界みたいな所はあるっていうのかな? だけど成都さんの場合には限界みたいなのが無いっていう感じなんだよね。 だから成都さんがAV男優した方がいいって思ってしまう程だ。  しかも既に気持ち良さそうな声を上げてる成都さん。  中に指入れられるだけで成都さん場合には気持ちいいって事なのかな? でもさ、よくよく考えてみたら僕みたいなのが丁度いいのかもしれないよね。 だって成都さんみたく派手に乱れたりはしないっていうのかな? こう静かに乱れるっていうのか……まぁ、それで演技っぽく出来るのだからいいのかもしれないよね。 なる程納得。 自分で言っておいてなんだけど……まぁ、多分そういう意味もあるんだろうな。  って、また違う所に意識を向けていた僕なんだけど、急に蕾の中の方が温かくなってきた。 熱いじゃなくて温かいっていう表現の方が合ってるのかもしれない。 京平が僕の蕾の中に指を入れて中に入ってしまっている京平が出した白い液体を掻き出してくれている。 まぁ、今掻き出してもまた中に出すんだから意味無さそうだけどね。  だから僕は思い切って京平に聞いてみた。 「ねぇ……京平……今さ、中にある白い液体出しても意味なくない?」  そしたら京平は、 「大丈夫だよ……お風呂場でヤる時には君のお腹とか体とかに白い液体を掛けるようにするからね。 お風呂場だから洗い流せばいいだけだから楽だろ?」  そう言われてみればそうだ。 それに京平の場合にはそういう事コントロール出来るから安心出来るっていうのかな? そうそう! 初めてじゃなくて京平の場合のはそういう事に関してある程度、コントロール出来るのだからね。 まぁ、コントロール出来なきゃ、こういう世界で働く事は出来ないよね。 それにタチの男優さんの場合、長ければ長い程いい訳なんだし。 だって直ぐにイってしまう人っていうのは撮影的にもあんま良くないだろうしね。 「うん!」  僕は京平方に視線を向けて思いっきり返事をする。  もう後は京平に任せておけばいいか。 だって京平は僕に気持ち良くしかしてくれないから安心出来るっていうのかな? 「さっき出した液体は掻き出したのだけど、これから、私達の方はどうする?」 「……へ?」  その京平の言葉に僕の方は声を裏返し京平の方へと視線を向ける僕。  だって、あの京平が僕にそうやって聞いてくれるとは思ってなかったからなのかもしれない。 そう、こういう事って殆ど京平リードでやってきたのだから、京平が僕に聞いてくる事なんて今までなかったっていうのかな? だから辺な感じっていう事だ。 でも京平にしては珍しく僕に聞いて来たのだから、答えて上げようかな? でも、そういう所、僕に聞かれてもそんなにそういう事に関して知識がないって言ったらいいのかな。

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