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第5話 そのニー

そしてそうなると、欲望と言うものはエスカレートするもので、ターンの際にチラ見えが何度も見えるのが続くよりは、もっとしっかりくっきり見たくなるのが人間の性だった。 異性の性器に対してそう思うのは、女と男で何ら違いは無い。程度の差はあるけども。 そして、BGMの曲は、上手いタイミングで所謂瀕死の白鳥に変わっていた・・・ シンイチの踊りも代わり、爪先立ちでステップを踏んで移動しながらターンやジャンプやポーズを取るものではなく、床にしゃがみ込んで主に上半身をくねらせたり腕を振るような舞に変わっていった。 そして、女のコ座りして身体をやや後方に反らせる姿勢でのその舞ならば、もっとしっかりくっきり見たいという四人の欲望を叶えるのに十分だった。 「きゃーん、見えちゃってるぅ~」 「スゴーイ、ビンビンに勃ってる~」 「いやーん、先っぽはもうムケちゃってる~」 リエとミエとミチコがもう興奮のあまり、あけすけにものを言ってるのに対し、チコはと言えば逆に言葉を発するのも忘れて見入っていた。 “まぁ・・・女装してチンポこんなにしちゃってたんだ・・・何てヘンタイなのかしら・・・” フレアのミニスカートを逆に下から持ち上げて支えるかのようになっている変態女装美少年のペニスを四人の女性は食い入るように見つめていた。 “ああ・・・見てる・・・女の人達が・・・僕のオチンチン・・・” 優雅に舞いながらもシンイチには目の前の四人のギャラリーの視線がどこに集まっているかをしっかり察知していた。 “は、恥ずかしい・・・でも・・・僕、ドキドキしてる・・・何だか、見られるのが嬉しくて・・・歓んで・・・興奮してるのかな・・・” 羞恥心を感じたのなら萎れてしまうのが普通だろうが、ペニスは逆にさらに硬く熱くなって激しくいきり立っていくのをシンイチは自覚していた。その証拠に・・・ 「あっ!」 「今の見た!?」 「何か、ピクンってしたよ!」 シンイチのペニスは何かを訴えるかのようにピクンとひくつきを見せたのだ。そうなると、ますます女性達の欲望はいやが上にも増していった。 “さわりたい・・・” “いじりたい・・・” “嗅ぎたい・・・” “舐めたい・・・” “しゃぶりたい・・・” あんな事やこんな事、もっともっと思いつくままにいろんないやらしい事をしてみたい。 腐女子の妄想は、夢は、ますます広がっていく。 “ああ・・・アスリン様・・・私・・・お姉さまたちに・・・オチンチン見られて・・・嬉しいって思ってます・・・私・・・アスリン様の望むような・・・ヘンタイになってますか?” 自分のペニスへの視線の集中砲火を浴びて、シンイチの心もますます変態的な被虐心が萌えあがっていく。 そしてBGMはついに最後のグランドフィナーレの曲に変わった。床に座り込んで自分のフル勃起したペニスを四人のお姉さま達にしっかり鑑賞してもらっていたシンイチは立ち上がり、軽快なリズムに乗って再び踊りだした。 その最後は何度もその場でターンを繰り返すものだった。ターンで前を向くたびにシンイチのペニスが断続的に見えるという演出は、ストリップでのストロボショー―――ステージ上の照明がストロボフラッシュとブラックアウトを断続的に繰り返すのでストロボが光った時にだけステージ上のダンサーのが見えるのでコマ送りのようにポーズ等が変化していくという―――のような感じがした。もっとも、シンイチをかぶりつき?のような状態で見ているその四人がストロボショーの事を知ってる訳ではないが。 やがて、シンイチの変態女装ストリッパーの如きバレエはついにラストシーンを迎えた。最後のコーダでじゃん!という音と同時にその場で開脚ジャンプしたシンイチは、ちゃんと着地した際にバレエの【足5番のアン・ナバン】の姿勢―――右足の踵と左足の爪先が接するように足をクロスし、背筋をぴんと伸ばし、腕は両肘をまげて左右の指先が触れるようにへその前に置いたポーズ―――を取っていた。それは、着地した後でチュチュのフレアが垂れ下がらないように両手で捲るように支える・・・・・・・・・つまり、フル勃起したペニスがジャンプした後の着地の際に上下にプルンと振るえてまた元どおり天を向いてそそり立つ、という恥ずかしい様を見せる為だった。 勿論、元のバレエではそんな振り付けになっている筈も無く、そこはアスリンがシンイチを辱めるために考え付いて前もって指示していたのだ。 「きゃぁ~」 「いやぁ~ん」 「すぅごぉ~い」 「最後、見たぁ?」 「見た見た!」 「着地した瞬間、オチンチンが・・・」 「ぷるん、って振るえちゃったわ」 「なんていやらしい・・・」 四人のお姉さまたちが四人とも歓声を上げてシンイチのペニスを指差しながら笑ってはしゃぎ合っていた。 “お・・・終わった・・・” それは、別に人生オワタという意味ではなく、ただ単にその場で女装ストリッパー紛いのバレエ披露が終了した―――それで今日はもうおしまいとアスリンには言われていた―――という事にシンイチはほっとしただけだった。 勿論、シンイチをイジメる事を生き甲斐にしているアスリンがそれだけで終わりにするなんて考える筈も無く、シンイチにはわざと言わないでおいた次のショーがあったのだが、勿論それをシンイチが予期している筈も無い。 だからアスリンに言われていたとおり、最後の口上を語り始めた。 「み、みな様・・・アスリン様のペットの・・・変態女装中学生シンイチの・・・チンポをフル勃起させたままの・・・恥ずかしい姿でのバレエを・・・ご覧いただいて・・・あ、有難う御座いました・・・・・・・・・あ、あの・・・私の・・・変態っぷりを堪能されたのならば・・・と、とても嬉しく思います・・・ど、どうか、こんな変態の私を・・・これからも嘲笑って頂けたら、幸いです・・・」 すると、四人のお姉さまたちははしゃぎ合うのをやめて一応拍手でシンイチを称えて?くれたのだが。 「よくもまあ、自らその変態っぷりを晒したものねぇ・・・ホント、呆れちゃうわ。これで次期生徒会長候補なんて・・・」 「ええ~っ!?」 「ウッソー!」 「ホントー?」 「信じらんなーい!」 「でしょ?マジでこんなのアリエナーイ、だもんね」 しかし、アスリンの言葉はまだ時期尚早と言うか未確定・未確認な情報だった。確かに普段の優秀な成績や先のブルマー廃止問題での廃止運動反対派でのリーダーシップ等が評価され、コウジやケンタを始めとする同級生は勿論、上級生―――その筆頭は勿論現在の副会長トオルである―――に下級生まで、そして男子だけでなく女子もコダマ、ヒカリ、ノゾミ、マナ、マユミ、サクラ等々上級生・同級生・下級生まで幅広く人気が有り支持層を持っているらしいので、おそらく次の生徒会長にはシンイチが就く事になるだろうと教職員も予想していた。 確かにシンイチもトオルに期待されているので既に生徒会役員室に何度も行って仕事を手伝っていて、半分ぐらいその気にはなっている事も確かだった。 「まあ、そんな事は置いといて・・・」 アスリンはシンイチをいやらしい視線で睨め付けた。その視線の中心は・・・ 「流石、三度のメシより女装が好きな変態ね。晒し者になって蔑まれているのに、未だにチンポはビンビンにフル勃起させて・・・」 そんな侮蔑の言葉を投げ掛けられても、シンイチのペニスは少しも萎れる素振りは見せなかった。逆に興奮してよりペニスを硬くさせると言う事は無かったが、それでもそんな事を言ってくるアスリンが心の中では愉しんでいるのだろうと思えるのがせめてもの慰めでもあったが・・・ 「ふん・・・チンポが疼くんでしょ?チンポいじりしたいんでしょ?チンポシゴいてアクメ決めたいんでしょ?」 「え・・・?」 アスリンが自分の想定外の動きをしたのを見てシンイチの心に何やら不安の種が芽を出し始めた。 アスリンは後ろに歩いて行くと、机の上に置いてあったバッグから何やら取り出した。 「それ何?」 「えっ?」 「何なに?」 「じゃーん!アナルバイブゥ~!」 アスリンは声高らかに手にした小道具が何かを告げた。 「そんなもの出してどうするの?」 「こいつに使わせるのよ」 アスリンは手に握ったアナルバイブをシンイチの眼前に突きつけた。 「舐めなさい」 「ア、アスリン様・・・そんな・・・話が・・・」 「ペットのくせにご主人様の言う事がきけない、なんて筈はないわよねぇ?」 「・・・はぃ・・・」 ここに来る前に今夜何をすればいいかをアスリンはシンイチに話していたが、それとは話が違うとはシンイチには言えなかった。 今のシンイチはもうアスリンには何も逆らう事はできないのだから。 「・・・あむぅ・・・」 シンイチは口を開けてアスリンの持つアナルバイブにしゃぶりついた。もう、アスリンの魂胆はわかっている。今自分が口にしているアナルバイブでアヌスをレイプするつもりなのだ。だったら、痛くないように滑りを良くしておいた方がいいに決まってる。 シンイチは、常日頃、てゆーか夜寝る時にいつも咥えさせられているフェラチオ強制装置・・・特訓装置だったかな?・・・でしていたように、たっぷり唾を舌に付けてそれを塗り込むかのようにアナルバイブを舐め回した。 アスリンを除くギャラリーは「ほおぉ~」と感嘆の声を漏らした。 「スゴイじゃない。ちゃんと自分をご主人様と認識させているのね」 チコの感心する声に応えながらもアスリンはさらなるシンイチイジメに余念がない。 「ええ、まあ・・・ほらっ、シンイチ!もっとしっかりしゃぶりなさい!」 アスリンは手にしたアナルバイブをシンイチの口腔に出し入れしてきた。それをシンイチは唇を窄めて舌を絡めるようにして唾液を塗していく。その光景は、ペニスを頬張って熱心なフェラチオをする美少年そのものであり、腐女子が妄想するほもーんなシーンそのまんまでもあった。 “ス、スゴイ・・・” “美少年が熱心にアナルバイブをおしゃぶりしてる・・・” “あのアナルバイブが、本当のペニスだったら・・・” リエとミエにミチコはその光景を妄想して思わず生唾をごくりとした。勿論、シンイチにアナルバイブをフェラチオさせている当のアスリンはそんな事はとっくの前から妄想していた事だった。シンイチをほもーんのアナルマゾに調教する前に、まずはほもーんフェラチオをさせておかねばならないのは、腐女子としては自明の理だった。 「・・・まあ、これぐらいでいいわね・・・」 しばらくシンイチの疑似フェラチオをさせていたアスリンは、アナルバイブから手を離した。いきなり支えを失って口からアナルバイブを零れ落としかけたシンイチは、慌てて口を窄めてやや上を向いた。そうしてアナルバイブを半分以上口腔に納めた事でシンイチはそれを床に取り落とす事は防げたが。 「さあ、シンイチ。これで準備はできたから、そのアナルバイブを使って勝手にオナニーしなさいな。私達はちゃんとここで見ててあげるから」 その言葉にシンイチは目を白黒させた。今までずっとアナルバイブをアヌスに咥え込まされてきたが、どんなにそれがアヌス内でぶるぶる震えようとぐねぐね蠢こうと、そんな事では性的快楽など得られなかった。 「どうしたの?さっさとやりなさいよ。女のコになりたいんでしょ?だから女装してきたんでしょ?だったら、アナルでイクようにならなきゃダメじゃん?」 シンイチは女のコになりたくて女装してきたのではなく、それを求めるサトミの想いに応えるため、そしてその後でサトミから求められるままに彼女とイケナイ行為を望んでいたからであった。 そんな事は最初から知っていた筈なのに、アスリンはこの場で全く違う理由付をしてきた。勿論それは最初からシンイチには黙って考えていた理由付だった。目的は勿論、シンイチ自らアナルバイブで己のアヌスをレイプする様をこの四人に見せる為だった。 そんなアスリンのイジワルな考えまでには気が付かず―――いや、イジワルかどうかはともかくとして、アスリンが自分をイジメる事で歓びを感じているであろう事ぐらいはシンイチも気付いていたかもしれない―――シンイチは震える指で口に咥えたアナルバイブを手に取った。 「さぁ、変態女装美少年による、アナルオナニーショーの始まり始まり~」 「「「きゃぁ~~」」」「むふふ・・・」 アスリンのコ―ルと四人のお姉さまたちの歓声と期待に満ちた含み笑いに、とうとうシンイチの頭の中で何かが切れた・・・のかもしれない。 立っていたシンイチはしゃがみ込むと、来ていたチュチュもどきのボディストッキングのクロッチ部をずらし、アヌスにアナルバイブをあてがうと・・・ 「・・・んぅっ!・・・はぁぁ~~・・・」」 さんざん唾液でコーティングしていたおかげで、シンイチに小さくうめき声を出させただけで、シンイチのアヌスはアナルバイブを飲み込んでいった。 「わっ、スゴイ・・・」 「あんなのがすんなり入っていっちゃった・・・」 「きっとずっとアナニーしてたのね・・・」 リエとミエとミチコのそんな声が聞こえているのか知らずか、シンイチはアナルバイブを入る所まで―――底の方の1cmぐらいはモーター駆動部なのでここは入らないように鍔が出っ張っている―――入れたら、再びチュチュもどきのボディストッキングのクロッチ部を元通りにして手を離してもアナルバイブが抜け落ちないようにした。 だが、アナルバイブは一向に動く気配を見せない。それは、電池が入っていない訳でも充電切れでもなく、アスリンの持っているリモコンスイッチでしか電源ONにできないからだ。 「・・・ア、アスリン様・・・」 「何?」 「あ、あの・・・アナルバイブのスイッチを・・・入れて下さい・・・」 シンイチは膝をついてアスリンを見上げる様にしながらお願いした。 アナルバイブが動き出したからと言って、シンイチに快楽が与えられる筈もなかったのが、そんな恥ずかしいお願いを自分がしてきたところを嘲笑するのをアスリンは愉しみにしているのだろうと予想してシンイチはお願いしたのだ。 「ぷっ・・・何て情けない生徒会長候補かしら?こんな恥ずかしいおねだりをしてくるなんて。だいたい、お願いするなら姿勢が違うでしょうが」 「え?」 「せっかく膝付いてるんだから、頭も下げるのが普通でしょ?私のペットのくせにそんな事もわからないの?」 シンイチが見上げるアスリンの顔は心から愉しそうに下卑た薄ら笑いをしていた。土下座を要求してくるのは予想外だったが、今のアスリンの表情はシンイチの予想どおりだった。 「ア、アスリン様・・・アナルバイブのスイッチを入れて下さい・・・お願いします・・・」 シンイチは言われたとおりアスリンの前で正座したまま両手を前に付いて頭を床に付くぐらいまで低く下げてアスリンにお願いした。 「うわ・・・本当に土下座してお願いしちゃったわね、このコ・・・真性のヘンタイじゃん」 チコは心底気持ち悪そうな顔をした。18禁やをい漫画を描いてはいるが、そこで引くのであれば、どうやらここで一番年下のアスリンの方が最も腐女子度が最も高いようだ。チコが腐女子の中でも最高クラスにある汚蝶腐人であるならば、アスリンはもはやスーパー汚蝶腐人と言えよう。 いや、この際そんな定義はここでは関係無いのでおいておくとして。 「ふん、いいわ、スイッチを入れてあげるから感謝しなさい、この変態!」 アスリンはスイッチをONにした。それもいきなり振動も首振りローリングもMAXスピードにしてしまった。 「はぅぐっ!・・・あ・・・有難う・・・御座います・・・」 シンイチには決して快楽など感じなくて、不快感―――それは長く続けば続くほど、動作が大きければ大きいほど、苦痛につながる―――しか与えられない。だが、アスリンのご機嫌を損ねる訳にはいかず、シンイチは我慢してお礼を言うしかなかった。 だが、アナルバイブの動きにじっとして耐える事はできず、シンイチは思わず四つん這いになってお尻を左右に振っていた。 「あははは、何こいつ、お尻振ってるわ」 「・・・んっ・・・んぅ・・・うぅん・・・くぅっ・・・」 シンイチはアナルバイブによる不快感に必至で耐えていた。でも、お尻をくいっ、くいっと左右に振る様は、その場にいる四人の腐女子達には快楽に耐えているように見えたらしい。 「あはは、悶えてる、悶えてる」 「そんなに気持ちいのかしら」 「人に見られてるのに、やっぱ変態よねー」 シンイチは本当は気持ち良くなんかないのに、それを口にして出せばアスリンが怒り狂うに決まっているので口をつぐむしかなかった。 「どう、もうすぐイキそう?」 「出そうなんでしょ、セーエキ」 「私達の前でセーエキ出すところ見せてよ」 リエとミエとミチコはシンイチを嘲ってはそんな侮蔑の言葉を吐いていくが、チコは熱心に一心不乱でシンイチを観察している。きっと、また作品のネタに使えると思ってシンイチの痴態を脳裏に焼き付けているのだろう。 「お姉さま達が訊いてるのよ?どうなのよ、シンイチ」 後方に回り込んだアスリンは足を上げて、シンイチのアヌスに突き刺さっているアナルバイブをボディストッキング越しに爪先で突っついた。 「あうぅっ・・・や、やめてぇ・・・アスリン様・・・」 「だったら答えなさいよ。イクの?イカないの?」 仕方無く正直にシンイチは答えた。 「ダ、ダメです・・・だって・・・気持ちよくなんか・・・ないし・・・」 そのシンイチの答えを聞いて四人の腐女子たちは驚いた。 「ええーっ!?ウッソー!?」 「こんなにアナルバイブがぐいんぐいんなってるのに、何で感じてないの!?」 「男のコでアナルが感じないなんて、それこそ変態じゃん!?」 「もしかして、インポ?」 “そんな・・・訳・・・ない・・・” インポとは勃起不全の事である。だが、今もシンイチのペニスはフル勃起したままだ。そしてさっきシンイチが踊っていた時からそうだったのを彼女達もしっかり見ている。インポなんて言葉が出てくる方が間違っている。 「えーと、インポではなくて、正確に言うと不感症かしら?」 「不感症?」 「ええ。だって、ほら、チンポはずっとフル勃起してるでしょ?こいつが興奮してチンポをおったててるのは、今こんな恥ずかしいボディストッキングなんかで女装しているからよ。でも、もう結構前からアナルバイブもアヌスに咥えさせてるんだけど、一向に感じないのよね」 「それって、男として全然ダメじゃん」 「アヌスで感じてこそ、ちゃんとした男でしょ」 「女じゃないんだから、アヌスで感じなかったら、男である意味が無いよね」 「てゆーか、女装させ過ぎて心が女になっちゃったんじゃない?だからこんなにアナルバイブがぐいんぐいんとうねっていても感じなくなっちゃったんじゃ?」 「・・・あるかもしれないかも?」 アスリンはチコの言葉に思わず頷いた。シンイチの恥ずかしい弱点を手にして何でも言う事を聞かせてペット・奴隷にする、というのがまず最初の目的だった。その為にサトミやイツコを巻き込んでシンイチにさんざん女装させて、当初の目的は達成した。 だが、すぐ次に芽生えた、シンイチをアナルマゾにして腐女子の夢見る生ほもーんシーンの実演という欲望についてはまだ道険しという状況だった。 この状況を打開するには、おそらくイツコの研究開発しているクスリに頼らざるを得ない状況だった。 「うーん、じゃあ、どうするの、コイツ?」 「感じてないんじゃ、ずっとこのままなんでしょ?」 「何か、ちょっと飽きてきちゃった」 三人の女子高生は何となく不満顔。 「何とかしてセーエキ出させられないの?例えば足裏で刺激するとか?」 女子大生はやはりそこは年の功というか、建設的な意見を出してはみたが。 「足コキ?それもダメなのよ、こいつ。手か口じゃないとオルガ感じないみたい」 「うーん、無理か・・・もう一人男のコがいたらよかったんだけどね」 勿論、腐女子であるだけあって、自分達が手コキやフェラしてあげるのではなく、もう一人男のコを用意してヤヲらせたいようだった。妄想全開である。 勿論、アスリンももう一人、シンイチと絡ませる男のコが必要だとは思っていた。シンイチに女装させて女のコだと偽って有料でフェラやアナル売春をさせた後で、本格的に男のコどうしで濃厚なほもーんセックルをさせる。そしてそれを鑑賞しながらオナニーに勤しんだら、どんなに興奮できるだろうか、どれほど最高の快楽を得られるだろうか?そんな事を妄想しながらオナニーした事も有る。勿論それはリエ・ミエ・ミチコ・チコも同様だった。 「わかった。じゃあ、不本意だけど、こいつにチンポでオナニーさせるわ。それだったら、こいつもイクのは間違いないし」 「まあ、期待どおりじゃなかったけど、一応変態女装男子中学生の射精シーンを生で見られるんだからそれで良しとしましょうか」 チコが納得したので、他の三人も一応納得したように首を縦に振った。 「聞いてたわよね?」 「は、はい・・・」 「勿論、まず何を言うかもわかってるわよね?」 「は、はい、アスリン様・・・変態女装中学生のボクに・・・オ、オナニーさせて下さい・・・」 「一応聞いておくけど、あんたのオナニーってどうするんだっけ?」 今まで何回か目の前でやらせた事も有って知ってる筈なのに、アスリンはそんな事を訊いてきた。勿論それは、シンイチに恥ずかしい事を言わせて羞恥心を苛むのが目的に他ならない。 そして、シンイチの方は、アヌスにアナルバイブで送り込まれ続けている不快感に耐える為にはオナニーの快楽で対抗するしかないと思っていた―――もっとも、それをこの場で言い出す、実行するのも流石に気が引けるというのもあって、オナニーしたいけど恥ずかしくてできない、という期待と不安が入り混じった複雑な思いが心の中に渦巻いていてせつない状態だった―――し、それにアスリンが命令してきた以上、それに逆らう事もできない事はわかっていた。 「あ、あの・・・オチンチンを・・・握って・・・上下に手で擦って・・・すると、とても気持ち良くなって・・・」 「それで?」 「・・・オチンチンが堪らなくなって・・・破裂しそうになって・・・セーエキが出そうになるんです・・・」 「それで?」 「それから、どうなるの?」 「どうなるか、早く教えてよ」 「てゆーか、早くイッてよ」 男の子の射精シーンを二次元や妄想でしか見た事のない四人の腐女子達は、目の前で生射精シーンを見れる事の期待に胸を熱くさせながらシンイチに言葉の先を促した。 「・・・それで・・・一番気持ち良くなったら、もう我慢できなくて、オチンチンからセーエキが出ちゃうんです・・・」 「どんなふうに?てゆーか、どんな感じに?」 「・・・あ、あの・・・オチンチンがびくびくして・・・オチンチンの中をセーエキがぎゅんって駆け上ってきて・・・セーエキが先っぽから・・・」 シンイチは恥ずかしさで何だか泣きそうになってくるのを必死で我慢しながら恥ずかしい説明を続けたが。 「あぁん、もう、説明はいいから、早くオナニーしてみせてよ!」 そんなシンイチの心情など慮る事など毛頭なく、腐女子達は自分達の欲望のままにシンイチにオナニーの実演をせがんだ。 シンイチ自身もオナニーしたいという思いでいっぱいだったので、アスリンを縋るような目で見上げると。 「いいわ、オナニーしなさい。そのみっともないフル勃起したチンポをいじって、汚らしい粘液を噴き上げなさい!」 あっさりとアスリンはOKを出した。 「ただし、ちゃんとお姉さま達に見て頂戴って言ってからよ」 自分のペニスに手を伸ばそうとしたシンイチの機先を制し、アスリンはズバッと切り込んだ。果たして、シンイチの反応は・・・。 「あ、あの・・・どうか、私の・・・恥ずかしいチンポいじりを・・・ご覧ください・・・」 「うんうん、早くチンポいじって」 「セーエキ出して」 「イクところ見せて」 三人の女子高生はシンイチの恥ずかしい射精シーンを見たくて必至にシンイチにオナニーを促した。 「はぃ・・・」 シンイチはオナニーして気持ち良くなれる事への期待とオナニーシーンを見られる恥ずかしさからの不安が心の中で渦を巻いていたが、やはり性の快楽への欲望には勝てず、ペニスを握ると、上下に手をスライドさせ始めた。 「男のコって本当にそうやって擦るんだ・・・」 だからその擦り上げる動きが激しく多くなっていく様を見て、昔の女性達は「千擦り(センズリ)」という言葉を思いついた訳だ。 “ククク・・・こんな変態が次の生徒会長だなんて、何ておぞましいのかしら?でも、まぁいいわ。私が副会長になればいいし、その方が裏から生徒会を操れるし、何でもアリね・・・そうすれば、あの優男も罠に掛けて・・・” シンイチを自由に操れるのだから、シンイチが生徒会長になったとして、自分も副会長になれば野望にまた一歩近づく。 それにはまずアスリン自身が副会長に当選しなければならないが、既にアスリンはその布石も打っていた・・・。 シンイチが次期生徒会長候補というアスリンの情報は未確定・未確認なものではあるが、信憑性・実現性はかなりの高い確率があるのは間違い無かった。例のブルマー廃止問題では反対派のリーダーシップを取っていて、終いには教職員の中に良からぬ企みをを持っていた人間がいた事も明らかになった事から、男子・女子を問わず生徒いや教職員にまでもシンイチに期待をする者も多いらしい。 男子としては、コウジやケンタのように少々邪な?考えを持つ者もいるがそれはこの年頃の男子中学生ならば当然の性に関する嗜好とも言えるが、それを抜きにしても男子は男子として・女子は女子としての衣類が別なのは自然だといういわばナチュラルな考えに共鳴する者が多い。そしてその考えは当のブルマー廃止問題の対象者である女子にも受け入れられている。女のコが女のコの格好をして何が悪いのか?敢えて男子と同じ格好をしなければならないという考えが理解できない、と考えるのが殆どだった。 そして教職員側からは、特に必要性も無いのであればあまり物事を改変したくないという保守的な考え方が多い為にブルマー廃止反対側に立ったシンイチを支持している、といった具合だ。 そして実際にシンイチは現生徒会役員とも顔見知りになって―――約一名ほど、殆ど顔を合わさない者もいるが―――彼らからも期待されている・・・そんな噂を耳にすれば、やはりそれを苦々しく思う者達もまだいた。それが誰かぐらい、アスリンにはすぐに察しがついた。 「あいつってさ、アスリンの奴と同棲してるじゃん。それって悪い事じゃね?てゆーか上手くいけばイッセキニチョーでアスリンの奴にもダメージ与えられなくね?」 「でも、サトミ先生が二人の保護者だから仕方ないし。あんまり効果無いと思うし」 「ダメか・・・」 もう全然使っていない校舎の一番端っこにある教室に数人の女子生徒が屯していた。それは、キヨミ、コトコ、ヒデコといったブルマー廃止を言い出した残念な女子達だった。 「そう言えば、あいつ文化祭でシンデレラやったじゃん?男のくせに女装して劇に出てたとかって攻撃のネタに使えるんじゃね?」 「だけど、その相手の王子役はアスリンの奴がやってたじゃん?だから男女入れ替え劇って事で好評だったし、無理だと思うし」 シンイチがおそらく次の生徒会長に立候補して当選するだろうという話はかなりの信憑性を持った噂として彼女達の耳にも届いていた。シンイチに対し見当はずれな恨みの感情を持っている―――それはアスリンも全く同様だったが―――彼女達は、何とかシンイチの足を引っ張ってやろう、邪魔してやろう、選挙を妨害してやろうと愚かな野望を抱いていた。 「・・・何か無ぇーの?あいつをぐーのねが出ない程やりこめる話は・・・」 みんなが黙りこくってしまったその時。 「ふん、また何か良からぬ事を企んでるみたいねぇ?」 いきなり入り口のドアが開かれてアスリンが現れた。 「勝手に入ってこないでよ!」 「誰が入っていいって言ったのよ!」 彼女達にとってシンイチが異性の敵ならば、アスリンは同性の敵らしく、彼女達は攻撃的な口調になった。 「なら、この教室の使用許可は誰が出したのかしら?私がこの教室に入るのにあんた達の許可を取る必要は無いけど、あんた達がこの教室を使用するには学校側から許可が必要でしょーに」 アスリンは、教室の入り口の外に張り付けられていた紙―――この教室を使用する場合は学年主任の許可を取ってください、と書かれてある―――を彼女達に突き付けた。 無断でこの教室を使用していた彼女達は、それこそさっき自分達が口にしていたように、ぐーのねも出ない形になった。 「ま、どうせシンイチが生徒会長に立候補したら邪魔してやろうとか、そんな事を企むには誰も来る可能性が無いこんな校舎の端っこじゃなきゃ無理だもんねぇ?」 自分達の企て―――まだ具体的計画は何も決まっていなかったが―――がバレバレだったと気付いたのか、誰もが顔色を変えた。 実は、アスリンはただ単に教室の外で傍耳立てて中の話声を様子を伺っていただけだったのだが、そんな事さえも誰も考え付く事無くマヌケな犯罪者みたいな反応をする彼女達に、アスリンは内心では笑いを堪えるのに必至だった。 すると、只一人はっと何かに気付いたように俯いていた顔を上げた。 「そうだ・・・私達の誰かが立候補すればいいんじゃね?」 そのあまりにも無謀で無意味な思いつきにアスリンは呆れ返った。 「アンタバカア?そんなことしたって、此間のブルマー問題の生徒総会みたいに圧倒的な差を付けられて大惨敗するに決まってるでしょーが!」 即座に言い負かされてそのコは再びシュンと俯いた。 「・・・さっきから聞いてれば、あんた一体何なのよ?」 「てゆーか、何しに来たのよ!?」 「あんた達さ・・・そんなにシンイチが嫌いなの?」 「「「当然じゃん!!!」」」 キヨミ、コトコ、ヒデコの三人はハモるように同時に答えた。彼女達三人とは違って他のクラスの女子生徒達はそこまでの感情は無いようだった。ただ、ブルマー廃止運動がシンイチに阻止されたので反感を持っていたに過ぎない。 「あいつのせいでブルマー廃止運動がダメになったのよ!」 「絶対許せない!」 「そうよそうよ!」 「アホクサ・・・まぁ、いいわ。だったら、手を組まない?」 予想外のそのアスリンの申し出に三人は思わず驚いた。 「はぁっ!?」 「それってどーゆー意味よ!?」 「いったい何企んでんのよ!?」 「あんた達が私に協力してくれるんだったら、私はあんた達にも協力するわ」 意外なそのアスリンの言葉に三人は思わず唖然とした。 「別に嫌ならそれでもいいんだけどね・・・」 アスリンは明後日の方角を見上げた。 「断ったら?」 「別に・・・あんた達がシンイチをやりこめるネタがせっかくあるのにそれをみすみす手放す事になるだけよ」 ケンタとコウジを懐柔したように、アスリンの交渉術は光るものがあった。それは、様々な情報を入手して分析し交渉の算段を綿密に検討するというその用意周到性にあった。シンイチ憎しがまず在りきでその先の事は何にも考えていないこの連中相手なら、アスリンの作戦は完璧に成功すると前からわかっていた。 勿論、様々な情報をどうやって入手したかはいろいろとあって他人には言えないのだが。 「・・・わかったわ。話を聞こうじゃない」 「まずは、あんたの目的からね」 「協力ったって、私達にできる事かどうかわかんないし・・・」 このブルマー廃止運動推進委員会はどうやらキヨミ・コトコ・ヒデコの三人がまるでどこかのカトリック系おぜうさま学校のようにトロイカ体制で仕切っているようだ。三人以外のメンバーは口も挟めずに見守っている事しかできない。 「私は、次の生徒会役員選挙でシンイチに勝って、生徒会長になりたいの」 「えっ?あんた、あいつと仲いいじゃん。何でそんな話になんのよ?」 「ああ、それは別にブルマー廃止に対して反対という立場だったから結束しただけよ。その話が済んだら別に仲間という訳じゃないし。それに、もし生徒会の役員になれたとしても、あいつの下のポジションにつくのは嫌なのよ」 「・・・ふーん・・・そうなんだ・・・」 想定外のそのアスリンの言葉に思わず三人は顔を見合わせた。 「えーと、それで、私達に協力してほしいって、どういう事を?」 「ぶっちゃけ、仲直りしたいって事」 「「「「っ!?」」」 論外?のそのアスリンの申し出に三人は思わず絶句した。 「私とあんた達は、ブルマー廃止の是非について激しく対立したわ。でも、それはもう済んだ事。あんた達の主張は圧倒的多数で否決されたけど、あんた達が心底ブルマーを穿きたくないって思うのなら、そうするための何か対策を私は考えてもいいと思うのよ。例えば、ブルマーの上にジャージを穿くとかすればハミパンしたって見えないからバレないしね」 世の中は多数決とは言え、その少数意見が万人に受け入れられないならばともかく、僅かでも同意するというのであれば、その少数意見を完全封殺するというのも致し方ないと切って捨てるのも、理性ある人間によって営まれる文明社会としてはふさわしくない。 主義主張が異なる万人が全て平和に暮らしていけるのがその正しいあるべき姿ではないだろうか? なんて考えは勿論アスリンにとっては建前に過ぎなくて、今はこの連中を仲間に引き入れる事ができれば嘘も方便というものだった。勿論、嘘も方便と言う言葉をアスリンが知っている筈も無かった。 「どうかしら?」 「ちょ、ちょっと待って・・・」 キヨミ・コトコ・ヒデコの三人はアスリンから離れて・・・それこそ、教室の入り口から最も離れた角の隅っこに移動して何事かひそひそと話し始めた。やがて、意見がまとまった三人はアスリンの傍に戻ってきた。 「もし、あんたが生徒会長に当選したら、私達の為にブルマーを穿かなくてもいい特例を作ってくれる、って事でいいのかしら?」 「ええ、そうよ」 そのアスリンの即答を聞いて三人は一緒に頷いた。 「わかったわ。仲直りしましょう」 「ありがとう。じゃあ、応援よろしくね」 用件は済んだので、アスリンはさっさとその教室を退出した。 ブルマー廃止の是非をめぐって激しく対立していたブルマー廃止派の連中を懐柔して味方に付けた事はアスリンに大きな追い風となるだろう。スポーツ万能(これは前からだったが)だけでなく学業優秀(シンイチを陥れてからどんどん成績が上がっていた)である事以上に、主義主張の異なる一派と協調できるその姿勢は、生徒会の運営能力についての評価を大きく上げる事になるだろう。 “ふん、チョロイもんねぇ・・・” アスリンとしてはその協調姿勢のアピールの為にさっきの連中と仲直りした実績を作りたかったに過ぎなかった。連中が絶対主張しているブルマー問題など、アスリンにとっては最初から問題でも何でもなかった。シンイチが後付で思いついた、性別による衣類の相違についてもアスリンは何の躊躇いも無く同意できる事であったし、こと運動における機能性を考えればブルマーの優位性は全く揺るぎ様が無いし、ハミパンがあーたらこーたらと言う話はブルマーが良い悪いの話の前に女のコとしての嗜み・心構えで簡単に片付く事だった。 はっきり言って、そんな事に妙なこだわりを見せているあの連中にほんの少しでも譲歩するのも何だか癪に障るが、それに逆の主張で拘っている事もあの連中と同じような気がしてアスリンとしてはばかばかしい事のように思えた。 おまけに、さっきまであの教室であの連中が考えていた、シンイチをぐーのねが出ないまでにやり込める、という話も、はっきり言ってアスリンはちゃんとそのネタを持っていたのだが、導入ではその話で食い付かせておきながら途中でブルマー問題にすり替えて協力させる事に成功したのだ。きっと、あの連中は話がすり替わってしまっていた事に一生気付かないだろう。 もっとも、イツコが危惧してアドヴァイスを出したように、シンイチに対するネタはそうそう簡単に外部に漏らせる事でもなかったので、それを一言も言わずに交渉を成功させたのはアスリンにとっても安堵したところだった。へタに情報を漏らせば、あの連中も学校側の一教師と結託して墓穴を掘ったようにその情報をぞんざいに扱って、うっかりまた外部の人間に漏らすという迂闊な事をすれば、それは巡り巡って萩生一族からアスリンに与えられたミッションに対してとんでもない障害になる恐れもあった。 贅嶺女学院のあの四人のように少なくとも腐女子という枠組みで括られていなければ、シンイチに対するネタの公開は慎重を期さねばならないのだ。 “後は・・・生徒会役員の後ろ盾か・・・” シンイチが生徒会役員室でいろいろと手伝いをしているのは、はっきり言って副会長の凪羅トオルに目を掛けられたからだった。ならば、アスリンが自分の後ろ盾として期待するのは、生徒会長の綾見レイナを除いて有り得ない。 “なんか、あの人はシンイチを嫌っているみたいだし・・・何とかなるかも・・・” しかし、そこがアスリンの限界だった。レイナは決してシンイチを嫌っているから同席する事になる事態を拒んでいるのではなかったし、逆にアスリンがシンイチと敵対しようとするならば、レイナ自身もアスリンに敵対する立場に回るであろう事まではわからなかった。 それがわかるであろう人間は、学院長(ただし、実は代理)である夕月コウゾウしかいなかった・・・。

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