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第5話 そのヨン
“久しぶりのセンパイとの・・・”
恋人とのラヴ・アフェアーを思い、期待に胸の鼓動を昂ぶらせながら、サヤは自分の身体を磨いていた。
初めて身体を重ねたのは、イツコが高校に入学した年の春。互いに生まれたままの姿になって、口付けを交わし、小ぶりな乳房や秘所をイツコに手や口で愛撫され、オナニーさえ未経験だったサヤは生まれて初めての絶頂を迎えた。
それから、双方ディルド(ただし、動かない)を装着したイツコと結合し、快楽に溺れたサヤはいつしかイツコのペットとなった。
イツコからの愛撫を求めてイツコへ奉仕し、やがてイツコも心の赴くままに快楽を餌にサヤを思い通りにする術を探究していった。
イツコの前でストリップをして、自らを指やピンクローターやディルドやバイブで慰め、時には縛られたまま奉仕した。
さらに野外露出、青姦、排尿・排泄、その他ソフトSM・・・と、よりディープな性愛に目覚めていく二人。
イツコに捨てられる事など無いと信じ切って、全てを受け入れてきたサヤだった。
そして、今日はドホモルンクルリンという、本来なら男のコに使用する媚薬の人体実験としてモルモットにされてしまう・・・。
経口錠剤はともかく、スプレー剤はクリトリスに噴霧され、軟膏はアヌス内に直接注入されてしまうのだ。
“私・・・どうなってしまうんだろう・・・”
肉芽は熱く固くしこりまくってしまって弄りたくてたまらなくなってしまうのか?
玉門は勝手に拘束を解いて・・・もとい、自然に開口して、固い棒の挿入を期待してヒクヒクと蠢いてしまうのか?
“でも、どんな事になっても・・・私は・・・お姉さまを・・・”
これからもイツコのペットでありたい事を自覚したサヤは、全身を白く覆っていた泡をシャワーで全て洗い流し落とし、バスルームを出た。
“確か、冷凍庫の中にアイスを入れていた筈。センパイと一緒に食べて・・・”
あまりに近い存在がすぐ傍に居過ぎると、やはり何かしら新しい状況・存在を人は求めようとするものなのか、そこにアスリンがシンイチをアナルマゾ奴隷にしたい等と相談してきた時、イツコは変化を求めてそれに積極的に関与する事にしたのだ。
そして今、アスリンの依頼によってドホモルンクルリンがほぼ完成という状況を迎えた訳である。
“アスリンはともかく、世の中の腐女子がこの薬の存在を知ったらどうなるかしらね・・・”
アスリンはシンイチをアナルマゾ奴隷にしてほもーんせっくるをさせて愉しむ事しか頭に無い。
“・・・泣いて喜ぶ、かしらね?”
飲めばたちまちほもーんになってしまう・・・世の中の男性を全てやをい定義にして、それを見てハァハァしたい腐女子からすれば、それを入手して誰かに飲ませれば、夢にまで見た生やをいシーンが現実に目の前で展開される事にもなる訳で・・・。
腐女子が求める事を見越して裏か闇の世界で高値が付くかもしれない。いや、世の中の男性が全てほもーんになれば新しい生命は誕生してこなくなる訳で、そうなれば人類滅亡にもつながってしまうのか?
“人類滅亡の原因となる悪魔の薬を作り出した、と言う事で現代の魔女扱いされるかもしれないわね・・・”
それどころか、後世の歴史に名を刻む事になる・・・いや、人類が滅亡すれば後世なぞ存在しない事になる。だが、自分が死んだ後は自分が関わる事が無い故に人類の行く末も知った事じゃない訳で・・・。
「フフッ・・・考え過ぎかしらね・・・」
サヤが愛用のピンクのパジャマに着替えてダイニングに戻ってきたのは、イツコが自嘲した直後だった。
「どうかしましたか?」
「いいえ、なんでもないわ」
「ところでセンパイ、アイスが有るんですけど食べます?お風呂上りで身体が火照ってるから、冷ますにはちょうどいいかなって」
「ええ、頂くわ」
サヤが冷凍庫から取り出したのは、フルーツシャーベットだった。
「はい、どうぞ」
サヤは箱を開けてその数個をガラスの器に入れてテーブルに置いたが、イツコは少々何やら思案顔。
「センパイ、これって美味しいからもう30年以上ものロングセラーだそうですよ」
「美味しそうね・・・早速、頂きましょう」
5~6個の角砂糖サイズの小さなシャーベットを二人ですぐに食べきると、イツコは立ってリビングルームのテーブルの上に置いてあったピルケースとスプレーと軟膏を手に取った。
「さてと・・・サヤ、コップにお水を入れてこっちにいらっしゃい」
「は・・・はい・・・お姉さま・・・」
イツコの妖しい微笑での誘いに、サヤはすぐにその後々の事を想像してしまい、言われたとおりにコップに水を入れてイツコの傍に行った。
「では、まずこの錠剤を三粒飲むのよ」
「は、はい」
サヤは何も疑う事無く、イツコに言われたとおりにピルケースに入っていた錠剤を三粒、一気に水で流し込んだ。
「じゃあ、後の二つはベッドルームで使うから」
「はっ、はい」
ベッドルームで、と言われてすぐにサヤは頬をほんのり赤く染めた。
既にベッドルームの準備はできている。イツコとサヤ、二人のお気に入りのフレグランス―――それは二人の愛の営みが激しくなるような催淫効果も含まれている―――を部屋中に振り撒き、イツコの手の届く所に様々な大人のオモチャも準備済だ。
「・・・行きましょう・・・」
「はっ、はひっ!」
イツコに手を引かれて隣の自分のベッドルーム―――勿論、イツコにとっては勝手知ったる他人の家だった―――に歩むサヤは胸の熱いトキメキを自覚していた。
「いい香りね・・・私も、何だかスゴク貴女をメチャメチャにしてしまいたい気分になりそう・・・」
「・・・はい・・・お、お姉さまのお好きなままに・・・」
「じゃあ・・・脱いで・・・全部・・・」
イツコに言われるとすぐにサヤはパッパッと邪魔なパジャマを、さらにタンクトップとパンティをもどかし気に脱ぐと、自らイツコを誘うようにベッドに上がった。
「お姉さま・・・私を・・・どうぞ、可愛がって下さい・・・」
「いいわ・・・」
そして、イツコはサヤの足許に回ると、いきなりサヤの両足首を掴んで左右に開脚させた。
「ちゃんと綺麗に処理してるのね。感心感心・・・」
サヤの和毛は秘丘の上にしか茂っておらず、秘所の周りの部分は綺麗に脱毛されていた。イツコのペットとして、彼女が愛撫しやすいようにそういう処理をするように命令されていたのだ。
「おかげで貴女の可愛いクリトリスがよく見えるわ」
既にめくるめく悦楽を期待してか、サヤの肉芽は包皮から顔を覗かせていた。
「じゃあ、次はこれね」
イツコは今度はスプレー剤を手に取り、そのキャップを外した。
「・・・お、お姉さま・・・それを・・・そ、そこにかけられたら・・・わ、私のそこは・・・どうなってしまうんでしょう?」
最初の説明では、男性のペニスの硬度・持続力をアップさせる効果があるとの事だったが。
「あら、聡明な貴女だもの、薄々とはわかってるのではなくて?」
「・・・っ!・・・」
発生学的には、男性のペニスと女性のクリトリスは同じものなのだ。ただ、サイズが非常に小さく、かわりに感度が非常に大きい。
それぐらいは知っているから、先程バスルームの中で期待と不安が綯い交ぜになりながらもサヤは予想をしていた。イツコの言葉は、サヤの予想がおそらく大外れではないだろう事を意味していた。
「じゃあ、かけるわよ」
覚悟を決める暇も無く、イツコはスプレーを発射した。その薬剤は狙い違わずサヤの肉芽に降り注いだ。
「はぁんんっ!」
別に薬液が染みるのではなくて、その薬液が降りかかった刺激で思わずサヤは呻き声―――殆ど悶え声に近いと言った方がいいが―――を漏らしていた。
最初は体温よりも低い温度の薬液が掛かった事による刺激、そしてピンポイント攻撃で肉芽に薬液が直撃したその刺激が、得も言われぬ心地良い感触をもたらしたのだ。
だが。
「っ!?な、ナニコレ・・・ク、クリが・・・あ、熱い・・・くぅんんん~」
やはり、女性の最も感じる部分であるが故に、すぐに変化は現れた。今までに感じた事のない感覚・・・いや、感じた事は幾度となくあった。肉芽に血液が集中し勃起して固くなる感触、指で愛撫する際のその部分の持つ熱の高さ・・・だが、固くなるというよりは指で締め付けられるような、熱を持つというよりは灼けるというような、もしかしたら似て非なる感覚であるのかもしれない。
「あぁんっ・・・お、お姉さま・・・わ、私の・・・クリが・・・硬くなって・・・せつないですぅ・・・」
普通の女性用の媚薬ならば、性的興奮をもたらすのならば女性器内に潤滑液が分泌し始めるところだが、イツコの開発したこの薬はもう一つ使用しないと完成しない。
その最後の一つ、チューブのキャップを外したイツコはその先端をサヤのアヌスに押し当てた。
「サヤ、いいコだからお尻の力を抜きなさい」
「んん・・・は・・・はいぃ・・・」
肉芽が硬くしこりまくっている状態に思わず感じて腰を少々持ち上げて己の秘所をイツコの視界により大写しにしようとしていたサヤは、イツコに言われて、すぅー・・・はぁ~と、ゆっくり深呼吸して何とか気を落ち着けようとした。
サヤもイツコに己のアヌスに何かを咥え込まされた事が無い訳ではない。
双胴・・・ではなくて、双方向のダブルディルド或いはダブルバイブを咥え込まされた事もある。
勿論、その反対側はイツコの同じ部分か秘所の奥芯である事も有れば、アヌスの他に同時にヴァギナにも咥え込まされた事も有る。
つまり、サヤのヴァギナとイツコのヴァギナ、サヤのヴァギナとイツコのアヌス、サヤのアヌスとイツコのヴァギナ、サヤのアヌスとイツコのアヌス、サヤのヴァギナとイツコのヴァギナ+サヤのアヌスとイツコのアヌス、サヤのヴァギナとイツコのアヌス+サヤのアヌスとイツコのヴァギナといった6パターンで、二人とも激しく腰を振り揺れ動かして互いに歓びを与え合い性愛を確かめ合った訳だ。
それらは勿論いずれもイツコ主導で試みが成されたのだが、その経験があればこそ、サヤはイツコの言いつけどおりにアヌスの緊張を緩める事ができた。
「入れるわよ!」
イツコはチューブをギュッと握って中の軟膏をサヤのアヌス内に押し込んだ。
「はぁん・・・な、何かが・・・お尻の中に・・・入ってきました・・・」
これで3つの薬がサヤの身体の中に注ぎ込まれた訳であるが、それでサヤがエクスタシーを感じてアンアン言うだけではただの媚薬も同じであり、本来の目的は達成されていない失敗作となる。
最大の目的はアヌス性感を覚醒させる事なのだ。ならば、さらにイツコがサヤにすべき事が一つ残っている。
勝手知ったるサヤのベッド・・・とばかりにベッド下の引き出しの中からスキンを取り出したイツコは手際よくそれを自分の人差指+薬指に装着した。その二本指が捩じり込まれるのは勿論・・・。
「はぅぐっ!?」
いきなり自分のアヌスに重ねられた二本指が小さく抉るように侵入してきて、思わずサヤは溜まらず目を見開きながら歯を鳴らすように呻いた。
「ふふ・・・マッサージしてあげるわ」
それはまるで所謂「前立腺マッサージ」と同然だった。
“あんぅ・・・お、お姉さまの指が・・・私のお尻の穴の中で・・・動いてるぅ・・・”
ディルドだったらただ何かがアヌスを拡げて前後に動くだけ、バイブだったらそれに振動が加わっていたが、それで性的快楽を得られるという訳ではなかった。ただ、何よりも愛しいイツコと結ばれているという想いがそれだけでサヤの心を高揚させてくれて、最後にはイツコによる秘所への愛撫によってサヤはオルガに達する事ができた。だが、今はディルドやバイブの単純な動きではなく、指によって複雑な刺激が加えられているのだ。
「ああ・・・お姉さま・・・」
イツコの指はただ真直ぐに入れ出しを続けるのではなく、小刻みに震えさせながら捩じり込んできたり、二本の指を上下左右に広げたり狭めたりしてアヌス内を刺激してくれた。その指もまっすぐ伸ばされたままではなく、中指の尖端を人差指の爪の上に載せたり、或いは曲げたりして太さ・形を変え、アヌスやアヌス内壁を擦り上げるようにしてきた。まるで男性のペニスの亀頭部がカリ首のところで段差ができているが故に出し入れする際に膣内粘膜を刺激するのと同様だった。
“あんっ・・・これ・・・この感じ・・・なんか・・・イイ・・・”
人間の排泄欲というものは、食欲や睡眠欲と同様に本能的・自然的なものだ。活動するためのエネルギーが減ったから空腹を感じ何か食べたくなるのが食欲、身体を休める為に眠りたくなるのが睡眠欲、そして次のエネルギー源を摂取する為に体内の不要な物を外に出したくなるのが排泄欲だ。生命活動の維持の為に、それらは自然に意識せずとも身体が脳が発生させるサインであり、食べたいとか眠りたいとか排泄したいと意識してから発生するものではない。それに対し性欲は種の保存本能から発生するものであり、個体の生命維持活動そのものには関係が無い。ましてその他の人間の欲望など・・・。
飲食すれば腹が満たされ幸福感を覚える。睡眠を取れば身体の疲労が取れる。
でも、今のサヤがアヌスで感じている感覚は、どちらかというと心地良いといったものだった。排便時に便が出て行く際の、アヌスを拡げて内壁をこする感触、それは便の太さによってアヌスの広がりが大きいか小さいかによって変化する。便が太ければアヌスの広がりも大きくなり、時には苦痛も覚える。便の太さがアヌスが苦痛を覚える程の太さ未満であれば、排泄欲が満たされる事で心地良さが大きくなる。
太さや形状が一定のディルドやバイブと違ってイツコの二本指の形は様々に変化する。サヤはイツコの指による刺激でアヌスから快楽を感じていた。
「あっ、あんっ・・・い、いい・・・気持ちイイ・・・」
「サヤ、どこが気持ちいのかしら?」
「そ、それは・・・」
「ちゃんと答えないとお預けにしてもいいのよ?」
「そ、そんなぁ・・・い、言います・・・言いますから・・・」
「では、ちゃんと私に言いなさい」
「は、はい・・・サヤのアヌスが・・・気持ちイイですぅ・・・」
「どんな風に気持ちいいの?」
「あ、あの・・・アヌスが・・・お姉さまの・・・指に擦られて・・・その・・・なんか・・・ウンチが・・・出たり入ったりみたいで・・・そんな・・・ズリズリする感じが・・・気持ちいいンです・・・」
そんな恥ずかしい告白をして、サヤの顔は羞恥に真っ赤に染まってしまった。それだけではなく、そんな痴態を愛しいイツコに見せてしまった事に興奮し、サヤからの秘所への愛撫を期待してしまい・・・
“ああん・・・私・・・疼いちゃった・・・”
確かに、サヤの秘所はその奥から次々と愛液が染みだしてきていた。
だが、それを確認したイツコは、いきなりサヤのアヌスを弄るのをやめて指を抜いてしまった。
「やぁん・・・お姉さま・・・やめないで・・・」
思わず潤んだ瞳でサヤはイツコに哀願したが。
「あのねぇ、勘違いしないでくれるかしら?貴女はこのドホモルンクルリンの効果を試すためのモルモットなのよ。貴女をアヌスで気持ち良くさせるのが目的ではなくてよ」
イツコはサヤに冷ややかな視線を向けながら、指に付けていたスキンを外してティッシュに包んでベッドの傍のゴミ入れに投げ捨てた。
「そ、そんな・・・お姉さま・・・」
「男のコ用に開発した薬だけど、どうやらちゃんとヒトにも効果は有りそうね。フフッ、シンイチくんの反応が楽しみだわ」
さっきまでラブラブな雰囲気だったのに、イツコの豹変であっと言う間にラブラブ時空は雲散霧消してしまった。
「・・・お・・・お姉さまは・・・・・・わ・・・私より・・・あのコの方が・・・」
久し振りの愛しいイツコとのメイク・ラブに身も心も幸せな空気に包まれていたサヤは、イツコの口からシンイチの名前が出た事に愕然としていた。
「うーん・・・そうねぇ・・・サヤの事は大好きだけど、今はあのコの方に大いに興味が有るわね。あのコはどこまで堕ちていくのか、アスリンはあのコを本当にアナルマゾ奴隷に調教できるのか・・・」
そのイツコの妖しい微笑みは正にMADの渾名にふさわしいものだった。
「・・・そんな・・・そんな・・・そんなの、イヤです・・・お姉さま、お願い・・・私を捨てないでっ!」
思わずサヤは起き上がってイツコに縋りつこうとしたが。
「別に貴女を捨てるなんて言ってないわよ」
「・・・え?・・・」
「サヤは私の可愛い妹で、さらには私のペットで、それ以上に私の性奴隷だものね。そう簡単に捨てたりはしないわ。もっともっとイジめて、愉しませて貰わなくちゃ」
捨てる気はないとのイツコの言葉に一瞬動きを止めたサヤは、その言葉の意味から一瞬安堵仕掛けたが、続いて出たイツコの言葉に何やら期待と不安の入り混じった想いが胸に沸き起こってきて戸惑いの表情を見せた。
そんなサヤを放っておいて、イツコはまた勝手知ったるサヤのベッド下の引き出しから何かを取り出した。
「それにね、サヤをアナルマゾ奴隷にする気はないの。だからこれで洗い流しなさい」
取り出した小箱を開けて中からイツコが取り出したのは、無花果浣腸だった。
「・・・はい・・・」
愛しいイツコからの命令には逆らえなかった。サヤはそのピンクのプラスチック製の無花果を受け取るとトイレに立とうとした。
「浣腸するのはお風呂でね」
「えっ?」
「お風呂ならすぐに洗い流せるでしょう?」
それは確かにそうだが・・・と言う事はつまり!?
「貴女の恥ずかしい様を見せて貰うわよ」
秘所もアヌスも、自分の身体の恥ずかしい所はもう既にイツコには全て見られていて、それ以上見せるものは無かった。それに、イツコの目の前で命じられてオナニーをしてイク様でさえも見られていた。だが、イツコが今命令してきた事はそれ以上に恥ずかしい事だとすぐにサヤは気付いた。
“で、でも・・・お姉さまが・・・望むのなら・・・”
観念したサヤは、せめてイツコが自分の恥ずかしい様を見て喜んでくれるのだろうと思い直して、バスルームに行ってイツコの目の前で自らピンクのプラスチック製無花果の果液をアヌス内に注入し、そして・・・。
「んあぁ~・・・で・・・出る・・・出ちゃいますぅ・・・」
イツコに見られながらサヤは排泄し、茶色の粘液となった糞便を漏らした。さらにアヌスが緩んだせいで気も緩んだのでついでに膀胱も緩み、黄金水を零してしまった。
しかし、アヌス内の薬液は無くなったが、経口で飲んだ分と肉芽に直接振りかけられた分はそのままであり、未だサヤの肉芽は固くしこっていた。
そして、サヤはその疼きに耐えられず、自らイツコに哀願して自慰を許して貰い、そして・・・。
「イィッ・・・クフウゥ~~ッッッ!!!」
自ら肉芽を強くつまみ上げて絶頂に達してしまったのだった。
サトミがアスリン(とシンイチ)が暮らすマンションの一室を訪れたのは翌日だった。
「いらっしゃ~い」
「オジャマするわね」
「いえいえ、どーぞどーぞ」
アスリンが揃えたスリッパを穿いたサトミは、何だかそれまでとは何かが違うその何かにすぐに気が付いた。
「シンちゃんじゃなくてアスリンがお出迎えとは珍しいわね」
「あぁ、あいつは今手が空かないからね。ムフ」
「何よ?何か企んでない?」
「いえいえ、何も。まぁ、驚くとは思うけど」
そう言ってアスリンはサトミにお茶を出す事もせずにまずはシンイチの部屋に案内した。
以前にサトミ邸に下宿していた時のシンイチの部屋はベッドに机に椅子に本棚と備え付けのクローゼットがあるだけだったが、今のシンイチの部屋はベッドが無い、机が無い、椅子も無ければ本棚も無い、生活用具らしきものはほぼ無かった。
部屋の真ん中に鉄製の大きな檻が一つ、その中に小さなビニール製の安物のクローゼットが隅に一つ、奥に煎餅蒲団が一式、何故か木製のミカン箱が一つ、そして小さな本棚が一つあった。
「何でミカン箱が?」
「机代わりよ」
そして、本棚に並んでいるのは学校の教科書やノートではなく、18禁やをい本ばかりだった。
「教科書を読む時間があったら、この18禁やをい本でお勉強しなさいってね」
そうやってアスリンはシンイチの教科書等を取り上げてしまったのだ。勿論、学校では必要に成る為、シンイチは毎朝アスリンに土下座をして教科書を使わせてほしいとお願いするしかなかった。勿論、その際にアスリンに告げる言葉も、自分を奴隷であると自ら貶めるようなものでなければならなかった。
「ちなみにその薄い本でのお勉強ってどうやってるの?」
「まぁ、音読が主なものね。私がナレーションとか攻めの方を担当して、こいつには勿論受けをやらせてるわ。それもちゃんと感情を込めてセリフを言わせてるの。シンデレラをやらせた甲斐があったみたいで、なかなか上手よ。聞いてて何だか濡れちゃうもの」
「音読だけ?」
「勿論、それだけじゃないわ。ちゃんとバイブ+ピストンマシーンでアヌスもいじめてあげてるわよ。でも・・・」
「でも、何よ?」
「未だにアヌスでイケないのよ、こいつ。で、それは後で考えるとして、先にその次のステップに進めさせようと思ってるの」
「それでこういう事なのね」
サトミはシンイチの今の有様をもう一度見やった。
「んむ・・・うむ・・・はむ・・・ふむぅ・・・」
いつぞやのフルオープンのブラとスキャンティではなくて、新たに購入した中割れタイプのブラとスキャンティ―――勿論、生地はスケスケのレースで、ブラは乳首がしっかり露出しているし、スキャンティも下腹部から臀部まで真ん中が二つに割れているのでフル勃起したペニスも睾丸も隠しようが無かった。そして当然の如くアヌスも露出していた―――を身に着けたシンイチは、ピストンマシーンでアヌスを高速レイプされていたが、その不快感に耐える、いや、紛らわす、ではなく、快楽で打ち消そうとばかりに、手錠で後ろ手に拘束されながらも、必至で自分のペニスを自らフェラチオしていた。
「ドゥフ・・・いやらしいランジェリーを身に着けた女装美少年のセルフフェラ・・・なんて背徳感溢れる光景なのかしらん・・・」
アスリンから口頭で聞かされてはいたが、シンイチのセルフフェラシーンを目の当たりにしてサトミの双眸は爛々と妖しい輝きを放った。これがもしイツコだったらメガネがキラリ、といったところだったがそれはさておき。
「ドゥフ・・・シンちゃんも自分のペニスをおしゃぶりしているというのに、随分と熱心ねぇ」
「私達だったら、自分のアソコ舐めるなんて死んでもできないわよねー」
てゆーか、性器が凸ってる男性に対し、女性は性器が凹っているのでまず肉体の構造的に口が届かないので生きようが死のうが絶対に不可能であるのだがそれはともかく。
「こいつにこれをさせるのはこれでもう五回目なのよ。慣れて当然じゃん」
「それにしたって、男のコは一般的に女のコよりも体が硬いのに、シンちゃんってばすごいわね」
「バレエ教室に通わせていて正解だったでしょ」
「ええ。まあ、結構出費したけど、ノリがいいインストラクターの人で良かったわ」
あの時のシンイチにしたように、彼女は普段から同性である少女達にレズセクハラまがいのレッスンをしていたようだ。そのおかげかどうかわからないが、シンイチを最初から受け入れてくれていたコ達は勿論、ばい菌のごとく毛嫌いしていたコ達も、シンイチの変態女装趣味―――本人にとっては不本意な物であるが―――をいつの間にか理解してくれたようで、あの後もシンイチはバレエ教室に通っていた。勿論、教え子の少女達にはシンイチ―――ではなくてユイコとして―――の秘密は絶対に口外しないようにインストラクターの女性から口止め―――もし口外したらレッスンから退学させると言ったそうな―――されていたし、そのインストラクターの女性本人にはサトミから通常よりは高額なレッスン料―――勿論、口止め料込みである―――が支払われていた。
そして、シンイチ本人にとっては不本意であったが、女装という変態趣味に一旦堕とされてしまったからには、その性癖から逃れる事は難しく、いつぞやのなんちゃって女子中高生―――アスリンがイツコ宅に一週間お泊りしていた際にサトミから着せられたのは制服だった―――の姿でレッスンスタジオに行き、そこでその制服を脱いでブルセラムーン・プティットの超ハイレグ・レオタード姿―――勿論、サイズが二つも下なのだからそうなるのも仕方がないというか当然と言うべきか―――になり、薄く延ばされたレオタードの生地の下にフル勃起したペニスの形が丸わかりになるほどくっきりと浮かび上がらせ、それで少女達の目を愉しませていた。
いろいろやらされてきた女装の中で、シンイチは体操服―――というよりはブルマー―――が一番のお気に入りだったが、それは素肌ではなくパンティを穿いた上にブルマーを穿くのでシルク+ポリエステルという二重の生地でペニスが締め付けられて得も言われぬ気分が良かったのだが、今は直接素肌に着るこの超ハイレグレオタードのライクラファイバーという伸縮性に富む極薄生地が密着する事によって、ブルマーよりもさらにペニスの形がはっきりくっきり浮かび上がってしまう羞恥責めに晒されながらもペニスが包まれ締め付けられさらにバレエのレッスンをする事でペニスに得も言われぬ快感が押し寄せてきて、思わずその先端の鈴口からカウパー液をしとどに滲ませて生地に恥ずかしい染みを作ってしまう事もしばしばであった。そして変態女装美少年のそんな恥ずかしい姿をインストラクターの女性もレッスン生の少女達も決して嘲笑ったりする事はせず、嬉々とした微笑みを返してくれた。もっとも、中にはそんな男のコとしての性的反応を目の当たりにして女のコとしての性的反応をしてしまい、思わずヴァルトリン液を分泌させてプッシーの中をビチョビチョにしてしまいそうになり、さらに性欲が強い或いは感じ過ぎるコならば思わずそのお汁を零して股間に舟形の沁みを作ってしまう者もいた。
と、話が脱線したので今のシンイチの状態に戻すと。
「んぐっ、うぐっ、はぐっ、ふぐぅ・・・」
シンイチが自分の顔を上下するスピードをアップさせていたのは、アスリンとサトミの話が自分がレッスンに通っているバレエ教室に及んだ事で、そこでの出来事を思い出してさらに興奮してしまい、思わず更なる快楽を得ようと無意識の内に身体が反応してしまったからだろうと思われる。
そしてそれにすぐ気付いたアスリンは・・・
「シンイチ、勝手にイクつもりじゃないでしょうね?」
「んっ・・・」
そのアスリンの言葉を聞いて思わずシンイチは顔の動きを止めた。
「イキたかったら、ちゃんと私の許しを得てからだったよね?」
「・・・ぷふぅ・・・」
アスリンのねめつけるような視線に思わずシンイチはおしゃぶりしていた自分のペニスを口から抜いた。
“まぁ・・・”
そのシンイチのペニスを目の当たりにしてサトミは思わず生唾を飲み込んだ。シンイチ自身の唾液が塗り込まれたそのペニスは天井照明を受けてテラテラといやらしい輝きを見せ、その先端の鈴口からはカウパー液が染みだしてきていた。
“・・・お・・・美味しそう・・・”
最初はシンイチを女装させて可愛がってみたいだけだったが、あの夜に一線を越えてからは、シンイチのペニスをシオシオに萎えていようがコチコチにフル勃起していようがとにかく網膜に映したい―――早い話が見たい―――と思うようになり、最後にはシンイチとアスリンとの結びつきを考えてギリギリの落としどころとして初フェラチオをしてあげて・・・。
そこで後ろ髪引かれる思いでサトミはシンイチとの仲が深くなるのをあきらめ、アスリンに渡したのだったのだが、一度は愛した―――勿論、今では歪な形ではあるが、アスリンと結びついて幸せになってほしいというお姉さん的な愛情はまだ残っている―――美少年の性器を見る事になって、やはり女としての性欲がムラムラと湧き上がってくるのは致し方ない事なのかもしれなかった。
「サトミ・・・何、喉を鳴らしてるのよ?」
「んが!?き、聞こえちゃった?」
「そりゃ、あれだけ大きな音ならねぇ。でも、シンイチは私のペットだって事はわかってるわよね?」
「それは勿論よ。アスリンの言いたい事はわかってるわ。大丈夫、もう絶対に手を出したりはしないから」
「それを聞いて安心したわ」
シンイチのセルフフェラを中断させておいて、シンイチをほっぽいて置いてサトミと話しているアスリン。シンイチは口を挟めなくて、口をアゥアゥとしているだけだった。勿論、それもセルフフェラではあるがイキたくなってしまったシンイチを寸止めさせるという、アスリンの嫌がらせだった。
「何よ、シンイチ。何か言いたいの?」
「あ、あの・・・アスリン様・・・イカせて下さい・・・」
「そんな言葉じゃぁ、許可できないわねぇ・・・」
せっかくサトミが来ているのだ。サトミへのサービスも兼ねて、かつて自分にフェラチオしてくれたサトミの目の前で恥ずかしいおねだりをさせて貶めるのが、焦らしの目的だった。
そして、もうシンイチは心では嫌なのに身体の欲求には耐えられそうも無くて・・・。
「お、お願いです、アスリン様・・・この変態女装奴隷に・・・自分でチンポをおしゃぶりして・・・汚らしい白い粘液を・・・口の中に出す事を・・・お許しください・・・」
「そうねぇ・・・じゃあ、サトミにそれを見て貰うようにお願いできたら、イクのを許してあげる。言っとくけど、ちゃんと出したものは全部飲み込むのよ?一滴でも零したら、あんたの恥ずかしい写真を学校中にバラまくからね!」
「は、はい・・・サトミ様・・・この変態女装奴隷が・・・自分でチンポをおしゃぶりして・・・汚らしい粘液を・・・口の中に出す様を・・・どうかご覧下さい・・・」
「ウンウン、勿論喜んで見させて貰うわよン」
嘗て自分が可愛がった愛しい美少年の何とも浅ましく恥ずかしいお願いを聞いて、サトミは異様に興奮して胸を昂ぶらせ、大きく首を縦に振っていた。
「じゃあ、いいわ。思いっきり自分のチンポをしゃぶって汚らしいセーエキを飲み込みなさい!」
アスリンの許可てゆーか命令が出たので、シンイチはさっきと同じ行為をすぐに再開した。相も変わらず自分のアヌスはピストンマシーンで高速レイプされていて、その不快感から早く逃れたかったのだ。
「んむっ、うむっ、はむっ、ふむっ、んぐっ、うぐっ、はぐっ、ふぐっ・・・」
アスリンはともかくサトミにも見られているというのに、シンイチはセルフフェラを熱心に続けて、ついに・・・
「あううぅっっっ!!!」
とうとうシンイチは絶頂に達し、ペニスの先から白濁粘液を勢いよく打ち出した。しかし、タイミングが悪かったのか思わず快楽に負けてしまったのか、シンイチは自ら精液を顔に被る事になってしまった。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・」
激しい快楽とそれまでの激しいセルフフェラのせいで、シンイチの口からは荒い息が零れていた。そして、それはその様子を見ていた真性ショタコン女性も同様だった。
「・・・サトミ?」
「・・・いやぁ~、エガった~」
“見てるだけでこんなに興奮したのも久し振りかも・・・”
映像で見ていたなら、勿論オナニーしてシンイチがイクタイミングに合わせて自分もイッテいただろう。
「サトミ?」
「・・・あ、あぁ、アスリン・・・いや、ホント、スゴかったわ。シンちゃんの痴態もそうだけど、アスリンの調教の手管ってゆーのかな?それも見事だわ」
「ええ、愉しんでくれて良かったし、お褒めの言葉もありがとう。これでまた良いビデオができたわ」
今日のこの調教もちゃんとビデオ撮影していたのだ。勿論、まずは愛の三人組での鑑賞、そして各個人だと今のサトミの気分のようにオナニーのネタに、そして後々は同好の士に売りさばく事も・・・。
と、ビデオの録画スイッチを止めたところでアスリンははっと気づいてシンイチに振りむいた。
「シンイチ!あんた、セーエキ飲み込めって命令したのに、口の外に出したわね!!」
サトミに見られていたせいか、被虐心が痛く締め付けられたのか、シンイチのセルフフェラは今までの4回よりも激しい物だったので、快楽の度合いも大きく、吹き上がってきたセーエキの勢いも激しく、自分で顔射してしまったシンイチは快楽と自分の顔面へぶちまけられたセーエキの勢いの激しさに思わず呆けてしまっていた。
「・・・あ・・・ご、ごめんなさい、アスリン様・・・き、気持ち良くて、無意識に・・・どうか、お許しください・・・」
顔中に自分の精液がぶちまけられたどうしようもなく情けない顔でシンイチは許しを乞うが。
「許す訳無いでしょ!ちゃんと出したものは全部飲み込むのよ?ってさっき命令したわよね!」
「は、はい・・・」
「それに、一滴でも零したら、あんたの恥ずかしい写真を学校中にバラまくからね!ってさっき言ったわよね!」
「・・・あ・・・あぁ・・・そ、それは・・・」
「もう終わりね。あんたが約束を破ったんだから、約束どおりあんたのこれまでの恥ずかしい写真を学校中に・・・」
「ちょっと待ちなさい、アスリン!」
「何よ、シンイチは私の奴隷なんだから、サトミは口出ししないで!」
「落ち着きなさい、アスリン。シンちゃんはアスリンのペットだけど、私やイツコを含めた四人の奴隷でもあるのよ。アスリン一人で勝手に何でも決めていいと思ってるのなら大間違いよ?」
「・・・う・・・」
確かにサトミの言うとおり、シンイチの奴隷宣言は四人に対して行われたものなので、シンイチの生殺与奪はアスリン一人では決められるものではなかった。
「それに、シンちゃんは私が見ているから、わざわざセルフフェラだけでなくセルフ顔射まで見せてくれたんでしょ?」
「・・・は・・・はぃ・・・」
真実は違うが、何となくサトミは自分を擁護しているようなそんな言葉だったのでシンイチは思わず頷いた。
「・・・まぁ、いいわ・・・ふん、そのかわり、ピストンマシーンはあと1時間はそのままだからね」
「・・・そ・・・そんな・・・」
「自分で自分のチンポをおしゃぶりさせて下さい、ってお願いしてきたくせに、私の命令を蔑ろにしておいて自分の要求だけ通すつもり?どこまでわがままなペットなのよ!」
「まぁまぁ、アスリン・・・」
「とにかく、アヌスをレイプされているのにイカないなんてオトコとして失格じゃないの!しばらくそのままの姿で反省しなさい!」
「じゃ、頑張って、アヌスでイクようになってねン」
サトミはそんなテケトーな励ましの言葉をシンイチに送って、アスリンに続いてその部屋を出た。
「・・・えーと、ところで、サトミが来た用件をまだ聞いてなかったわね」
ダイニングに来たところでアスリンはやっと?気付いたように切り出した。
「イツコからアスリンに伝えて欲しい事があるってね」
「は?そんなの、電話でも何でも直接言えばいいのに・・・」
しかし、さっきの暴走気味のアスリンの様子を見たサトミは、イツコの判断が正しかった事に感心していた。
“流石、心理学も修めた才媛だわ・・・いや、それはそれとして”
「ドホモルンクルリンがほぼ完成したそうよ」
「・・・は?何、その、お肌のお手入れ用クリームみたいな・・・」
「アスリンにお願いされてイツコが自分の趣味と実益?を兼ねて研究開発した、どんな男でもほもーんになってしまうお薬よ」
「嘘っ!?ホントにできたの?」
「イツコが嘘を言うと思う?」
「勿論思わないわよ。でも・・・夢みたいなお願いだったのに、本当に作ってしまうなんて・・・」
「流石、MADの渾名は伊達じゃなかったみたいね」
「?何、MADって?」
ドホモルンクルリンの完成の話を聞いてまるで夢見る少女のように両の瞳をキラキラしていたアスリンは、サトミのそのつまらない一言ですぐに現実世界に帰ってきた。空想世界では勿論とんでもない妄想を繰り広げていた事だろう。
「ああ、聞き流して。それで、こっからが本題よ。当然そんな夢みたいな薬の開発がイツコ一人の力でそう簡単にできる筈もなくて、実験とかでいろいろとお金が掛かった訳・・・」
「なんだ、そんな話か。そんなのサトミに預けているお金で払う事にするわ。いいでしょ?」
「ええ」
しかし、OKと言ってしまった後で、いったい請求される金額がどれくらいであるのか全然イツコから聞いていなかった事にサトミは思い当たった。
“ま、いいか・・・足りなかったら萩生一族のスポンサーが出してくれるでしょ”
一方アスリンの方は・・・
“これでシンイチとアイツをくっつけて・・・めくるめくほもーんの世界に・・・ククク、これでまた一歩野望に近づいた、ってトコかしら?・・・うん、じゃあ次は・・・”
虎の狸の皮算用・・・てゆーか、アスリンはシンイチへの次なる屈辱的な調教について妄想に入った。
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